メシマズ嫁のあるあるメニュー・特徴・改善策・エピソード
メシマズ嫁の笑撃あるあるメニュー
ここではそんな料理好きのメシマズ嫁たちの考案した、笑撃のメニューをご紹介しましょう。どれもオリジナリティーに富んだ、ほかに類をみないアイデアとテクニックばかりです。読者の皆様も、該当するか意識しながら御覧ください。
〇〇の素を使えば簡単か?
細かい調味料の配合などいらない、混ぜるだけの味付けレトルトパウチも、メシマズ嫁の手にかかれば摩訶不思議な料理に大変身します。豆腐を入れて炒めればでき上がりの麻婆豆腐の素になぜかジャムを投入するという荒技は、子供でも食べられるようにマイルドな味にしたかったから。という理由があります。
また、レトルトカレーのパウチをそのままレンジに入れて加熱し爆発するという、一般常識的には考えられないこともおこります。ジップロックのようなレンジ対応の真空パックと同じだと思い込んだ結果の惨事です。揚げ物にチャレンジするメシマズ嫁たち
揚げ油が高温になるのは普通の主婦でも怖いです。そんな時メシマズ嫁は、遠く離れたところから油の入った鍋に向かってエビを投げ入れます。その方が油が飛んで危険なのですが、メシマズ嫁にとっては熱した油に近づく方が危険です。また高温になるのが怖いので、ごく低温で、しっとり(べっとり?)と揚げることもあります。
おかずをご飯の上にかけるアレンジ
メシマズ嫁のよくあるアレンジに、おかずとデザートの融合というものがあります。これは丼ものに顕著に現れます。もともとササッと掻っ込んで簡単に済むのが丼ものの良いところ。そこでデザートも一緒に加えれば一石二鳥です。結果的に親子丼にプリンがトッピングされたり、ヨーグルトがかかった真っ白い親子丼が完成します。
パーティーやお祝い事の料理
メシマズ嫁だってお祝い料理やパーティー料理を作りたいはずです。そんなイベント料理にはアレンジがつきもの。工夫ひとつでママ友から絶賛されること間違いなしです。アクアパッツァのソースにはジャムの隠し味、スープはちょっとピリ辛にするためにキムチを投入、デザートのフルーツポンチのシロップはオリーブオイルでまろやかに仕上げます。
また、おせち料理はメシマズ嫁にとっても腕の見せどころです。華やかさを出すために姿エビを「生のまま」盛り付け、煮物のレンコンや人参は食感が残る程度に「硬く」仕上げます。料理が好きだから煮物も得意
メシマズ嫁にとっては、出汁に入れて火にかけるものは総称して煮物です。ということは、もちろんおでんも煮物。みりんで照りをつけ、濃いめのしょうゆで味付けすれば完成です。ただし、大根に出汁がしみていることはなく、表面の色味だけで中はサクサクです。
白いご飯くらいは美味しく炊きたい
繰り返しになりますが、とにかくアバウトなのがメシマズ嫁のいけないところです。それはご飯を炊くときにも現れます。具体的には炊飯器の目盛りです。メシマズ嫁は目盛りを見てはいますが、その炊飯器が置かれているのが平らなところではなかったり、そもそも米を研がずに水を入れたりします。結果、毎日の炊き上がりにブレが出て、ご飯が臭かったり、柔らかすぎたり硬すぎたりします。
さらに、そんなご飯でおにぎりを握る時に塩をまぶしたりはしません。塩分の摂りすぎに気をつけています。結果、塩味のないべちゃべちゃのご飯の塊が完成します。お味噌汁もメシマズ嫁の手にかかれば
とにかく家族の健康を考えて努力しているのですから、メシマズ嫁はお味噌汁にも工夫がいっぱいです。味噌も見よう見まねで手作りすれば、添加物の入っていない安心、安全でちょっと臭い自家製味噌のお味噌汁が完成します。中に入れる具材にもひと工夫し、根菜、油揚げ、そこへタンパク質も加えればさらに栄養価が上がると考えてか、ステーキ肉のコマ切れが入ることもあります。同じ良質たんぱく質の卵を落とそうという発想にはなりません。
メシマズ嫁のエピソードいろいろ
メシマズ嫁の料理は味が濃いだけでなく、味が薄いというのも特徴の一つです。表面的には色がついていても中まで味がしみていなかったり、当然しょうゆ味だろうという見た目の煮物が、砂糖で焦げ付いた照りだったなんてこともあります。
また、一度に大量に作ってしまうのにも理由があります。たくさん作れば、数日に分けて食べられますし、次の日にまたアレンジをして食卓に出せば、手間をかけずにおかずを一品増やすことができるからです。しかしその結果、メシマズ嫁らしいさらなるアレンジが加わり、もはやそれがなんというカテゴリーの料理なのかも分からなくなってしまいます。メシマズ嫁を改善するために
とにかくさじ加減のわからないままアレンジにアレンジを重ねるメシマズ嫁たち。そんな食事を毎日一緒に食べる旦那様や家族を、忍耐と苦痛から解放するための改善策を考えてみましょう。
それは何度も触れてきたとおりとにかくアレンジをやめるところから始めなくてはいけませ。もしレシピ集などを見ながら新しい料理を作りたいなら、とにかくレシピとおりに作りましょう。決してアレンジしてはいけません。