猿夢|占いにおける猿夢とは/回避方法/対処法/夢と猿夢の違い

夢占い

電車

電車は、人生や運勢を表すものです(※猿夢でいう乗り物は、厳密にいうと「遊園地のアトラクション」ですが、線路を走っているためここでは通常の「電車」として考えます)。冒頭で主人公が電車に乗り込むシーンがありますが、これはその人が新しい人生を歩もうとしていることの暗示です。

そして乗っている時にどんな感触を得たかによっても、夢の意味は変わってきます。もし快適に乗っていたなら、将来の展望は明るく運気上昇の兆しもあります。そうでない場合は、今の生活に虚しさを感じていたり、人生そのものに不安があるといえます。もちろん、猿夢は後者のパターンです。

キーワードから考えられること

では、以上の3つのキーワードから、猿夢のあらすじを読み返してみたいと思います。

人生・運勢のシンボルである「電車」に、人とのトラブルを暗示する「猿」がいます。言い換えれば、語り手の人生には人間関係の問題が常について回るということです。電車に乗っている客は次々と「殺され」、語り手にとっての邪魔者は消されていきます。しかし、最後に語り手自身も「殺されそうになる」、つまり大きな変化を迎えようとして葛藤します。あるいは、環境が大きく変わった(邪魔者が次々消えていった)ことで、心身の疲れが爆発しそうになっています。 夢占いの観点から読んでみた結果、猿夢はただのグロテスクな物語ではなく、語り手の人生そのものに対する警告であると分かりました。

回避方法はあるのか

さて、ここまで読んだ方のなかには「自分も猿夢を見てしまうかもしれない」と心配になった方がいらっしゃるのではないでしょうか。怖い話を読んだ日の夜、どうしても眠れなくて辛い…という経験がある方は少なくないと思います。この項では、猿夢を見ないようにする方法を書いていきます。

未来日記を書いて、ポジティブな妄想を

猿夢に限らず、悪夢を見るのは心身ともに疲労がたまっているサインだといえます。疲れているあなたに必要なのは、なるべく前向きなことを考え、ストレスを和らげることです。その具体的な方法として「寝る前に未来日記を書く」というものがあります。明日でも、一週間後・一か月後でもかまいません。とにかく未来の日付を書き、楽しい妄想を既に起きたことのように書きましょう。例えば「201×年7月7日。六本木で綺麗なお姉さんたちと一緒に、回らない寿司をたくさん食べた」といった風に、なるべく細かく書きます。

実現できるどうかは考えず、あなたが思いつく限りのハッピーな出来事を書き留めて、笑顔で眠りにつけるようにしてください。
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