猿夢|占いにおける猿夢とは/回避方法/対処法/夢と猿夢の違い
頼れる人に話してみる
先ほど夢占いを元に分析した通り、猿夢は、自分自身の生き方や将来に対するネガティブな気持ちが反映されたものです。その感情をうまく処理できずにため込んでしまうと、悪夢を見やすくなります。よって、現実世界で心を落ち着ければ、猿夢を回避できる可能性が高まります。家族や友人などで信頼できる人がいれば、ぜひ悩みを話してみてください。言葉にすることで不安が軽減され、安心して眠れるようになるでしょう。
それでも、猿夢を見てしまったら
万が一猿夢を見てしまった時のために、対処方法もお伝えしておきます。
電車に乗らない
そもそも猿夢の語り手がこのような恐怖体験をしたのは、面白半分で電車に乗ってしまったことが原因です。しかも、駅にいた時点で「電車に乗ると怖い目に遭う」と警告されていたにも関わらず、それを無視しているのです。もし電車に乗らなければ、他人の虐殺シーンを見たり、自分も殺されそうになったりすることもなかったはずです。ということで、もし無人駅に一人でいる夢を見た時は、電車が来ても乗らないようにしましょう。
「俺は夢の中では無敵だ」と自己暗示をかける
既に電車に乗ってしまった場合の対処法もあります。この場合は、掲示板に書き込まれた「笑える怖い話」が参考になります。「ある男の一日」と呼ばれるその話には、メリーさんや口裂け女などオカルトの定番ネタが次々と登場します…が、主人公はそれをあらゆる手法で叩きのめしていく、恐るべき度胸の持ち主です。彼はその夜猿夢を見て、こう言い放ちます。
「猿夢だ。しかし俺は夢の中では無敵だ。残らず叩き潰す。」
彼のように「自分は無敵だ」と闘志をみなぎらせていれば、どんな目に遭っても切り抜けられる可能性が高まるでしょう。
普通の夢と猿夢ってどう違うの?
猿夢と通常の夢との違いについてもふれておきましょう。
通常の夢では、見ている最中に夢だと気づけないことがほとんどです。漫画などで、登場人物が「なんだ、夢か」と言ってベッドから起き上がるシーンがありますが、同じ体験をしている方は少なくありません。一方猿夢では、自分が夢を見ている自覚があると書かれています。猿夢であれば誰でも自覚できるものなのか、それとも単に語り手が気づきやすい性質というだけなのか、はっきりとは分かりません。
もう一つ、違いとして挙げたいのが「現実感」です。たいていの夢は、視界がぼんやりしていたり、音声がなかったりするのですが、猿夢は「異様にリアル」だったと語り手は言っています。現実感の強い夢をみている時、脳は半ば覚醒状態となります。そのため、猿夢を見ている時は通常よりも脳が休まらず、身体にも疲れが残ってしまう恐れがあるのです。心の声に耳を傾けて、悪夢とおさらばしよう
夢は誰もが見るものです。絶対見ないようにコントロールするのは、ほとんど不可能といっていいでしょう。ですが猿夢のような悪夢を見ず、気持ち良く眠ろうと心がけることは、決して難しくはありません。もしあなたが怖い夢を見た時には、この記事のことを思い出してください。それから、自分の悩みや苦しみを素直に吐き出してみましょう。きっと猿夢のことなどすっかり忘れて、心穏やかな夜を過ごせるようになるはずです。