ダスカロスの瞑想方法・ダスカロスに関するおすすめの本|食事
「最高のヒーラー」といわたキプロスで著名なスピリチュアリズムのミディアム(霊能者)でヒーラーであった〈ダスカロス〉こと、スティリアノス・アテシュリス氏(1912‾1995)の紹介を初めて行った内容の本です。 ルポルタージュ(事実に基礎をおき報告に重点をおいている)ですので、ダスカロスという人が存在し「ヒーリングを行っていた実例」「彼の語る独自の世界観(彼が感じて捉えることのできる領域)」を著者キリアコス・マルキデス氏(米国メイン大学社会学教授)が報告する内容となっています。フィクションが大多数を占める精神世界本のなかでは珍しくダスカロスが実在人物だったという部分が特に素晴らしいと感じています。
エソテリック・プラクティス
ダスカロス自身が残した著書のひとつが、この「エソテリック・プラクティス―キリストが遺した瞑想法とエクササイズ」です。キリストが12使徒と70人の弟子だけに伝えた秘儀、霊的な真理についての知識と瞑想方法が記されています。
タイトルにプラクティス(実践)とあるように、呼吸法や視覚化して瞑想する方法など、具体的な瞑想の実践方法が数多く記され、私たちが絶対無限の存在について理解していく際の道しるべとなっています。
長らく入手困難でしたが、このたび重版されました。 マルキデスのメッセンジャーシリーズで有名な覚者ダスカロス自身の著作です。
タイトルにプラクティス(実践)とあるように、瞑想法についてかなり詳細に述べている著作です 特に東洋との修行法の違いについての発言は注目です。 多くの東洋の修行では、自己を消し去り、一種の「無」になることを重要視しますが、 ダスカロスの修行法では日常的な「低次の自己」をも扱いそれを引き上げ、 自己性の全ての面を認識し、包含することを目指しています。
そして内面を引き上げるために、この本では実践的な瞑想法を32種ほど掲載しています。 呼吸法や視覚化などのイメージ法など、その種類は多様です。 一部はメッセンジャーシリーズにも掲載されていたものですが、その多くは初出のものであると思います。
ダスカロスの会の内容は?
ダスカロスの教えを学ぶ人は今も世界中におり、日本にもダスカロスの教えを学ぶ会が存在しています。ここでは日本にあるダスカロスの会についてご紹介します。
サークル
日本においてダスカロスの教えを学ぶ会は、2000年6月ギリシャ人のハラランボス氏によって始められました。ハラランボス氏はダスカロスから何年も直接教えを学んでいました。ダスカロス公認の学習サークルのことを日本では「サークル」と呼び、このサークルを取りまとめるシステムを「ダスカロスの会」と呼んでいます。この会はハラランボス氏によって主宰され、ダスカロスが定めたサークルの規律に則り、 サークルリーダーやボランティアによって運営されています。
2001年10月よりハラランボス氏が選任した7名のリーダー達によって、ハラランボス氏が来日するまでの期間「サークル」が開催されるようになりました。 現在は、ハラランボス氏が来日して「公開セミナー」が開催される9月を除き、各サークルリーダーたちによって月2回、自主的に学習サークルが開催されています。ダスカロスとキリストの関係は?
ダスカロスは自分のすべての過去世のことを覚えており、イエス・キリストであるジョシュア・イマヌエルが生きていた時代においては、キリストの最年少の弟子でもありました。またダスカロスは生涯を通じてヨハナン、キリストの使徒にして福音書の著者であるヨハネが、霊的なガイドとして連れ添っていました。
ダスカロスの言葉・名言は?
偉大な霊性の教師であるダスカロスの名言にはどのようなものがあるのでしょうか?ここではダスカロスの言葉・名言をご紹介します。
名声とは罠
「真理の探究者にとって、名声とは罠なんだ」(ダスカロス)
ダスカロスは難病を治すほどの偉大なヒーラーでありながら、人々の注目の的となることを嫌い、自分は偉大な聖霊のチャンネルにすぎないとして常に謙虚な姿勢を保ち、人々と対等の立場であることを望みました。 この言葉を口癖のように言っていたダスカロスは、過去生から縁のあったマルキデス以外には誰にも自分のことを書かせようとせず、名声を得る危険性についていつも警戒していました。この言葉から私たちは、ダスカロスの謙虚な姿勢と名声を得ることに対する危険性を学ぶことができます。