アニオタの6つの特徴って何？
昨今日本のアニメが海外に進出し高い評価を受け、ジャパニメーションと称えられるほど、日本のアニメ文化は世界に誇れる文化に発展しました。いわゆるサブカルチャーと言われる文化の中でも、特にこうしたアニメが好きな人を「アニオタ」と呼びます。
そもそもサブカルチャーは世間一般的には価値を見いださないものに対して価値を見いだすので、アニオタにしか理解できない独特の文化があります。限定版に弱い
アニオタをはじめオタクという人種は、いわゆる限定品に弱いのが特徴です。初回限定や期間限定など「これを逃したら買えない」という心理を巧みに利用して、企業はオタク向けに商品を開発しています。
限定品の購入には無理をも厭わないので、周囲の理解を得られない人が多く、家族持ちや親と同居している場合は趣味を続けることが難しいでしょう。高学歴の人が多い
オタクには、1つの物事に対してのめり込み、とことん追求する性質があります。元来勉強で培った知識への探究心や分析力、頭の回転の良さが趣味に活かされている場合があります。アニメを鑑賞するだけにとどまらず、造形やコスプレなど自作の技術へ昇華する人もいますし、アニオタは常にお金がかかります。
高学歴から社会人になって得た収入を、おしみなく趣味の活動へ使っていることでしょう。友達が少ない
中学生や高校生からアニメが好きな人は、同級生から浮いた存在になっていることが多いです。ひどい場合には、アニオタは友達が少ないことで同級生などから馬鹿にされいじめに遭い学校に行けなくなり、苦しい想いをする人もいます。
スポーツやイベントに参加して楽しむという経験が少なく、物事の考え方が狭いことも一因でしょう。アニオタは、勉強ができても教室の隅で過ごしている人が多いでしょう。アニオタは衣食住にこだわらない
アニオタの部屋はコレクションで埋もれていることが多いです。着るものはもちろん食べ物にも特にこだわりがありません。アニオタであることを隠すために一般人のように振る舞っている場合もありますが、基本的には常に趣味を優先するので、自分の身の回りのことは二の次になります。流行を追うことはしません。
女性のアニオタに関しては一部例外もあります。近年では声優や二次元ミュージカル俳優のアイドル化が急速に進み、そうした人に会うイベントなどに出向く機会が非常に多く、そうした外出時に備えて身なりを整え衣服にもこだわる人も多いです。自分の価値観を大切にする
自分の過去を美化したり、アニメやゲームの登場人物を必要以上に尊敬したり感情移入したりなど、一般の人からは理解しがたい習性があります。自分が興味のあることを中心に価値観の基準が作られるので、独特の感性を持ち、会話が続かなかったり、一般の人と話しても困ってしまう場面が出てしまいます。
アニオタのお金事情はどうなっているの？
アニオタは、グッズなどのコレクションや、ライブやイベントの参加費用へほとんどのお金を回しています。もちろんきちんとした仕事に就いているアニオタは多いですが、お金の使い道は結婚資金や住宅ローンなど将来への貯蓄は二の次で、まずは常に自分が楽しむことやコレクションのことを考えている人が多いでしょう。
借金できるほど人脈やコネがないので、自分が稼げる範囲で楽しんでいるアニオタがほとんどです。一般的なサラリーマンの稼ぎでアニオタをする
会社で出世している人もいるので、アニオタが皆、お金がなくどうしようもないものを買っているとは限りません。人が驚くようなプレミア品を買っていたり、数十万円するような高級なものにお金を遣っている場合もあるので、一般の人から見れば理解に苦しむこともありますが、商品を販売する企業にとっては良い顧客となっています。
さらに、アイドルやカメラなど幅広く趣味を持つアニオタも居るので、常にいくら稼いでも追いつかない状態が続いています。しかし借金するほどの度胸は無いので、せいぜい自分の稼ぎの中で活動している人がほとんどです。趣味に対する金遣いは荒い
趣味には見境なくお金を遣うのが特徴です。アニオタ向けのグッズやコレクションアイテム展開が豊富で、コレクター魂が騒いでしまうからです。食事や洋服にお金をかけない分、自分の好きなグッズやアイテムなどに投資することで満足しています。
しかし中には高額商品が並ぶこともあるため、金銭感覚が鈍りカード破産するリスクもありますので注意が必要です。