口癖・独り言で死ねと言う人の心理｜子供/旦那/友達

死ねと言う人は、口癖になっています。仕事で失敗して上司に怒られたら普通は「やっちまった。でも、今度は失敗しないように頑張ろう」と素直にその失敗を受け止め、反省をします。

ところが、この死ねと言う人は捻くれた根性をしているために、どうも素直に失敗を受け止められず「くそっ、偉そうな上司だな。死ね」との心理が働き、口にしてしまいます。 こういった人は、朝寝坊をしたら「死ね」、電車に乗り遅れても「死ね」と言います。失敗してしまったのは自分であるのに、どうも捻くれた性格なので失敗を人や物のせいして反発心を抱いてしまいます。 自分を馬鹿にした、精神的に傷つけたものに対しては強い怒りの心理が働いて舌打ちをするかのように、簡単に「死んじまえ」と口に出してしまいます。これが口癖となる原因です。

面白いことがないと、死ねと言う人は「なんで自分だけこんなにもつまらないのか」との心理が働くことで性格も悪くなり、簡単に「死ね」と言う人になってしまいます。

いくら頑張っても出世しないのに、後から入ってきた社員の方が出世してしまうと面白くないとの心理が働き、その後輩と出世させた会社に対しても「死ね」と言ってしまいます。 頑張っても結果が出ないのはこの人生のせいだ、この人生にしたのは親のせいだなどと考え、全てが面白くないと悲観しています。そして人生が成功している人がとても憎たらしいとの心理が働き「失敗しろ」との気持ちに包まれ、その気持ちが行き過ぎた状態のとき、簡単に死ねと言う人になります。

コンプレックスを強く感じている人は、自分の顔やスタイル、頭のデキなどが人よりも劣っていると感じています。そんな自分のことを労わってくれず「化粧してもブスだよ」だの「背が低くて大変じゃない」と馬鹿にする人に強い憎しみを感じ「ムカつく」というよりも「死んで欲しい」との心理が働き、死ねと言う人になってしまいます。

このコンプレックスは生まれつきであるため、整形でもしない限り治りません。背が低いのはどうしようもなく、それでも懸命に努力をして生きてきたのに、人格を否定するかの発言をした人は許せないでしょう。強い怒りや怨恨の末に「死んでお詫びしろ」との心理が働き、死ねと言う人になってしまいます。

仕事もろくにできず、外見もダサい人が偉そうに踏ん反り返ってソファに座っていたとき、何の才能もないくせに偉そうにするなんて、と怒りが沸き「死ね」との心理が働きます。

才能もなく努力もしないのに、偉そうに「あれやって」「こうしろ」と指示をする権限なんてないだろと感じると「死ね」と言ってしまいます。

子供で軽々しく死ねと言う人は、死ねという言葉を言うとスッキリするし、人が注目して格好良いと感じて言いがちです。死ね、の言葉の重さは分かっていません。

親は良い子にしようと、「汚い言葉を使っては駄目」と言うけれど、言った子供の方が勇気のあるヒーローのように感じています。怒ってばかりの親に、子供なりの反抗心を表すために死ねと言う言葉を使います。