手の甲にキスする意味と方法・心理｜作法/挨拶/遊び/彼氏

洋画などでよくロマンチックな雰囲気の時にされていたり、舞踏会などで男性が女性の手の甲にキスするシーンがあります。さまになり、外国では自然な行動に思えるこの手の甲にキスをするという行動には、実は意味があるのはご存知ですか。また、実はただ手の甲にキスをしているだけではなく、正しい作法があります。今回はロマンチックな雰囲気のある手の甲にキスをする行動について詳しくご紹介していきます。

海外では挨拶として手の甲にキスが行われます。日本では人前でキスはどの部分であろうともキスをするという行動はマナー違反とされていますから、人前でできるのは外国人故の挨拶でしょう。他にも、キスで挨拶といえば頬にキスをする事もあります。こちらはフランクな雰囲気がありますが、手の甲にキスというのは、紳士的かつ特別な雰囲気を感じられます。

手の甲にキスにも、ちゃんとした作法があります。男性から手を取るのではなく、女性から手を差し出された場合にのみ手の甲にキスを許されます。また、実際には唇を手の甲へつけません。どう見ても唇をつけている場面がありますが、そちらはまた別の意味が込められている場合であり、実際のマナーでは唇をつけず、形だけのキスが基本です。

海外では挨拶として使われていますが、手の甲へのキスは「尊敬」、「敬愛」の意味が込められており、大事な相手にこそされる行動といえます。恋愛関係にある相手には、あまり軽々しくできる行動ではありません。特に日本人男性ならば慣れている行動とはいえませんし、遊びではなく大事な相手だという意味が込められている可能性が高いです。

手のひらへのキスは「懇願」の意味があります。相手からの愛情がほしいという強い意味を持つので、手の甲へのキスよりもう少し大胆な行動といえます。また、指先へのキスは「賞賛」の意が込められています。同じ手へのキスでも、キスした手の場所によって意味が違うのは興味深いです。

手の甲にキスされた時にする正しい反応は何でしょうか。いざされた時のために、参考になれば幸いです。

手の甲にキスをされた時の反応は、一番良いのはやはり笑顔で嬉しさ、喜びを表すことでしょう。手の甲にキスをされるのは日本人には馴染みのない行動ですので、いざされてしまった時には驚いてどう反応すればよいのか戸惑いますが、恥ずかしさから困った顔をしてしまうと、相手には不安な思いをさせてしまいます。恥ずかしさを隠す必要はありませんが、困った顔をしないよう気をつけましょう。