【相手別】イタ電をする心理・目的・対応方法｜面白い/友達

イタ電とは「いたずら電話」の略です。「いた電」と書くこともあります。イタ電の主な内容には「無言電話」「ガチャ切り」「不快なことや脅迫染みたことを言う」があります。

電話をかけられた側が応対に出ても、ずっと無言の状態でいるイタ電のことです。何を話しかけても無言の状態というのは、ひどく不気味です。

受話器を取り上げた時や応答した途端に電話を切るのがイタ電です。忙しい時間帯にこれをされると、苛々が一気に加速します。

イタ電では卑猥な内容をいきなり話したり、「爆弾をしかけた」などと脅迫的な内容をいきなり告げてきたりします。冷静になればいたずらと分かりますが、いきなりこのようなことを言われると困惑させられます。

人を不快にするイタ電の目的とは何なのでしょうか。考えられる目的は「面白くて楽しい」「嫌がらせ」などがあります。さらには、空き巣などによる「在宅確認」やストーカーの「声を聴きたい」の可能性もあります。

イタ電をする目的として1番多いと予測できることが、「面白くて楽しい」です。電話の向こう側で、イタ電をされた人が困っている様子や怒っている様子を想像したり、電話越しに確認するなどして面白がり楽しんでいます。

イタ電をしている本人は、ほんのいたずら心からの行為に過ぎないでしょうが、程度によってイタ電は犯罪行為に当たります。場合によっては刑事事件として訴えることが可能ですので、軽い気持ちでイタ電を行っている人は、自分がしていることは犯罪と同義だという自覚を持ちましょう。

イタ電は何度もされるとストレスになります。それを理解した上で「嫌がらせ」としてイタ電を行う人が存在します。特に理由はないがその人物が気に入らない、あるいは何らかの恨みがあるという理由からイタ電をかけています。

先に述べましたように、イタ電は程度が過ぎると犯罪行為とみなされますし、場合によっては刑事事件となります。「あいつが気に入らないから」などのくだらない理由で相手方に迷惑をかけるのはやめましょう。 何らかの恨みをその人物に抱えていたとしても、犯罪とみなされてしまえばおしまいです。直接文句を言えないのであれば陰湿な嫌がらせはやめ、その人物になるべく関わらないなどの方法をとりましょう。嫌な相手のために人生を棒にふるなど虚しいだけです。

イタ電の目的の中でも特に気をつけたいものは、そのイタ電が最初から犯罪を目的としている場合です。かかってくるイタ電が「在宅確認」である場合もあります。適当な番号に電話をかけ、繋がった番号に何度か電話をすると、その家に人がいる時間帯を推測することが可能です。

あるいは電話に出る人や、電話口から聞こえてくる会話などにより、その家の家族構成を把握が可能な場合もあります。在宅確認には、空き巣や女性を狙った犯罪目的である可能性もありますので、しつこくイタ電がかかってくる場合は注意が必要です。

ストーカーによるイタ電もあります。その時のイタ電の目的は「声を聴きたい」からです。自分が想いを寄せている人の声を聴きたくて電話をかけるが、結局は何も言えずに電話を切ってしまったというなら、迷惑であることに変わりはありませんが、まだ良いほうです。ですが、ただ声が聴きたくて何度もしつこく電話をかけるストーカーが存在します。

ストーカーが電話の声だけで満足するということは考えにくいです。既につきまといを開始しており、そのつきまといの1つとしてイタ電を行っていると思った方が良いでしょう。日頃から自覚がなくてもイタ電が続く場合は、ストーカーの可能性も疑ってください。