あおり運転の対策方法・警察に通報していいのか・免停になるのか

危険運転致死・致傷罪に問われる場合も
危険なあおり運転によって相手の車に追突した場合や、わざと前に停車して相手の車を停車させ、後続車が追突した場合、また、そのほかにも危険な行為があった場合で、相手の車の運転者・同乗者などが死に至った場合や、大けがを負った場合は、「危険運転致死罪」「危険運転致傷罪」などに問われることもあります。
いずれにせよ「あおり運転」は非常に危険な運転です。危険運転致死・致傷罪などに問われた場合は、刑務所に入ることも十分に考えられます。また、相手が亡くなってしまった場合、もう取り返しがつきません。一生「人を殺してしまった」という罪の意識にさいなまれることにもなります。 そういった取り返しのつかない過ちを犯さないためにも、あおり運転は絶対にやめましょう。あおり運転をする人の心理は?
最後に、あおり運転をする人の心理について解説していきます。あおり運転をする人は、いったいどのような心理なのでしょうか。
車を運転すると人が変わるタイプ
あおり運転をする人の心理として、車を運転すると人が変わるタイプということが考えられます。「車」といういわば「武器」のような物に乗っているため、普段の自分よりも強くなったように錯覚してしまう人がいます。
意外にも、普段は温厚で優しそうな人ほどこの傾向があり、車を運転している時だけ気が大きくなり、前の車をあおるなどの危険な運転をすることがあります。急いでいる
あおり運転をする人の心理として、「急いでいる」という心理があります。これはほとんどのあおり運転者に当てはまることでしょう。急いでいる時は、前の車がうっとうしくなったり、早く追い越したいという気持ちになることがあるでしょう。
その気持ちを理性で制御することができれば良いのですが、理性を抑えきれず、あおり運転という形として表してしまう人もいます。運転技術をひけらかしたい
あおり運転をする人の心理として、「運転技術をひけらかしたい」という心理もあります。自分は運転が上手いんだということを、あおり運転をすることによって同乗者や他の車にアピールするタイプです。
そんなことで運転技術をひけらかすとは、なんとも頭が悪いですが、実際にこのような心理であおり運転をしている車もいるので注意が必要になります。イライラしている
あおり運転をする人の心理として、イライラしているという心理も考えられます。疲れてイライラしていたり、他の車に嫌な思いをさせられた、運転前に嫌なことがあったなど、イライラしている時にスピードを出したくなったり、運転が荒くるタイプの人は、あおり運転をする傾向にあります。
あおり運転をされたら適切な対処を!
今回は、あおり運転の対策方法や通報について、また、あおり運転の罰則や、あおり運転をする人の心理について解説しました。
あおり運転は大変危険な行為です。自分があおり運転をしないことはもちろんですが、あおり運転をされた場合には、カッとならず冷静に、適切な対処をすることが大切になります。ぜひ今回の記事を参考にして、あおり運転に適切に対処するようにしましょう。