太り過ぎの基準・太り過ぎた時のダイエット方法

ダイエット

姿勢が前かがみになっていないか

体重が増えるとお腹周りにもお肉が付きます。お腹周りにお肉がどんどんついていくと、身体はだんだんと前かがみになっていきます。本来、腰の骨は緩やかに前にカーブしているものです。

しかし、太りすぎることでよりカーブが強くなってしまうと、色んな動作をする際に身体を反らなければならなくなってしまいます。この一連の動作が腰の一部分に強い負担をかけるため腰の痛みを引き起こします。

太りすぎと腰の痛みの両方に効果のあるドローイン

太りすぎという問題と腰の痛みの問題を解決してくれる「ドローイン」というエクササイズをご紹介します。日常生活の中でできるとても簡単なものなので、誰にでもすぐにトライすることができます。ドローインとは、意識的にお腹をへこませて腹横筋を鍛えるものです。

腹横筋を鍛えることによって、体幹を安定させることができます。体幹を安定させることができれば基礎代謝量もアップするのでダイエットにもなります。腹横筋は普通の腹筋ではなかなか鍛えることができません。(奥の方にある筋肉なので)こまめにお腹を引っ込ませることを意識するだけでも大きく変わってきます。 まずは、仰向けになって行うドローインについてご紹介します。仰向けになって両ひざを立て鼻から息を吸ってお腹を膨らませます。そして、口から息を吐き出しながらおへそを背中に近づけるように意識しましょう。最後にお腹をへこませたまま10秒キープ、たったこれだけです。 慣れてきたら、座っている時や立っている時にやってみてください。電車での移動時間にもできるのでおススメです。このドローインのエクササイズをやる上での注意点は、空腹時や満腹感が落ち着いている時です。食後にやるのだけは避けてください。

太りすぎて膝の痛みを感じる時の対処法

体重が増えると膝の痛みを感じる方も多くいます。膝が痛いと歩くのも億劫になるので出不精になっていきます。太りすぎと膝の痛みには関係があるでしょうか。ここからは体重と膝について説明していきます。また、対処法もご紹介するので膝の痛みに悩んでいる方は参考にしてみてください。

歩行時には体重の約3倍もの負担が膝にかかる

歩いている時に膝にかかる負担はなんと体重の約3倍です。60kgの体重の方だった場合、180kgの負担が膝にかかります。数字を見ただけで、膝を毎日いかに酷使していることに気付きます。これが階段ののぼり下りになるともっと負担が増えます。かかる負担は体重の約7~8倍になると言われています。

ということは体重が1kg増えるだけで膝には3kgも負担が増え、太りすぎはいかに膝を痛める原因になっているのか分かります。
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