馬油の使い方|クリーム/オイル/顔/髪/シミ/体など

スキンケア

馬油とは

馬油の使い方|クリーム/オイル/顔/髪/シミ/体など

馬油(ばーゆ、またはまーゆ)とは、馬を食用とする際に腹や首の部分の皮下脂肪から採取される動物性油脂です。 オレイン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸を多く含み、古くからヤケドや切り傷など民間の皮膚治療に重宝されてきました。最近では、その保湿効果の高さからスキンケアアイテムとして注目を集めています。

馬油は、その構造が人間の皮脂に近いため浸透力に優れており、肌への刺激も少ないためアトピー・敏感肌の方や、妊娠中の女性、赤ちゃんも安心して使うことができるアイテムです。今回は馬油を使ったスキンケアアイテムの種類や実際の使い方、馬油を取り入れたスキンケアのコツをご紹介していきます。

ソンバーユ

ソンバーユ(尊馬油)とは、馬油製品の中でも福岡県筑紫野市の株式会社薬師堂の馬油製品のことです。創設者が大やけどを馬油で完治させたのをきっかけに商品化したとのことです。日本で初めて馬油を皮膚保護剤として研究開発したのは、株式会社薬師堂で「ソンバーユ」は同社の登録商標です。

一般的に見かけるソンバーユは、原料を2年ほど寝かせて分離した、固形状の馬油のことです。常温でも固形を保ち、肌への使用感は重ためです。人によっては原料臭を感じるようですが、ほとんど無臭に近いです。このタイプの馬油の使い方は、肌荒れや乾燥の気になる箇所に集中的に塗ったり、ごく少量を顔や髪、体全体に伸ばして保湿に用いる方法がお勧めです。 後述のオイルタイプとは使用感が異なるだけですので、季節や好みに応じて使い分けることができます。暑い季節に常温保存していると中身が液体になってしまうので冷蔵保存がお勧めです。メーガーで設けられた使用期限は冷暗所保管で1年とされていますが、数年経過したものも使用可能です。ただし、経年による独特の油臭が気になる場合は使用を控えましょう。
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これはもう間違いない商品です。洗顔後すぐに薄く塗り、その上から通常の手入れをします。 みんなからよく肌を褒められます

オイル

ソンバーユを例にとりますが、馬油を精製する際に2年ほど熟成させると液状と固形状に分離します。市販のオイル状の馬油は、この時分離された液状の状態のものです。つけ心地も軽く、馬油特有の素材臭も薄いので馬油を初めて使う方に適しています。

お勧めの使い方は顔のお手入れや化粧下地です。固形馬油より軽い使用感が好まれます。常温でも液体のままなので使い勝手も良いですが、添加物が入っていないため気になる方は冷蔵保存しましょう。寒い季節や冷蔵庫では多少の白濁が見られますが、使用には問題ありません。使う前に容器を手で温めたりぬるま湯につけたりしましょう。
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主に点鼻用のために購入。ドライノーズの緩和には至りませんでしたが、馬油特有の臭みがなくサラッとしていて点鼻用にも最適です。塗りやすいので、角質ケアにも使ってみようと思います。
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