馬油の使い方|クリーム/オイル/顔/髪/シミ/体など

スキンケア

気になるシミへの使い方

「馬油を使っているうちにシミが薄くなった」と喜びの声も少なくありません。馬油には血行を良くする作用があり、肌のターンオーバーを促進してくれる効果があります。したがって、使い続けているうちにシミが薄くなっていくのです。

お勧めの使い方は、前章でご紹介した化粧水の前に導入剤として使用する方法です。馬油の後で使用する化粧水の成分の浸透がよくなるので、できれば美白効果が期待される化粧水を選んでみましょう。 シミが薄くなるまでに最低でも半年~1年は馬油を取り入れるのがお勧めです。使い方のコツとして、シミが目立つ箇所には軽く指の腹でマッサージを行いながら塗ると、血行が良くなり新陳代謝がアップします。すぐに目立たなくなるものではないので、じっくり取り組むことが肝要です。

体への使い方

馬油をボディケアに使うことも大変お勧めの使い方です。入浴直後の、水分や皮脂が洗い流された後に補う形で馬油を使いましょう。入浴後軽くタオルドライしてから全身に伸ばすように塗ります。膝や肘、かかとなど皮が厚くカサカサしがちな箇所には厚く塗るのがお勧めです。塗った後に靴下やサポーターなどで保湿を行うと効果が高まります。

全身に使用できますが、気になる箇所への部分使いにも効果を発揮します。水仕事の後のひび・あかぎれ、手荒れにもお勧めです。

髪への使い方

馬油は髪のお手入れにも使う事ができます。パーマや紫外線で傷んだ髪に潤いを与え、かゆみやフケの軽減にも効果的です。髪への馬油の使い方は2通りあります。ひとつは少量の馬油を髪そのものに塗るヘアパックです。髪の1本1本に油膜を張り、洗い流さずトリートメント効果を保つことができます。あくまで少量がポイントです。

もうひとつの使い方は、頭皮へ用いてマッサージする方法です。肌なじみに優れているため頭皮にもすぐ浸透し、たまった汚れを浮かして血行を良くしてくれます。洗い流す前に蒸しタオルで頭皮と髪を温めるとさらに効果的です。馬油には殺菌効果と抗酸化効果もあるので、頭皮を健やかに保ち、薄毛や抜け毛にお悩みの方にもお勧めの使い方です。

馬油は万能保湿剤

馬油の使い方|クリーム/オイル/顔/髪/シミ/体など

馬油は人間の脂質に近いため、肌なじみが良く、スキンケアとしての馬油の使い方に注目が集まっています。昔はやけどや傷の治癒目的でそのままの馬の油を塗ったりしていましたが、今では油の精製技術も進歩し、ほぼ無臭の使いやすい馬油が手元に届くようになりました。

「最近、肌の調子が悪い」「乾燥がひどくて気になる」そんな時には普段のケアを見直して、馬油でシンプルケアを始めてみてはいかがでしょうか。
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