あなたの寝起きの体温は高い?低い?原因は?
あなたの寝起きの体温は高いほうですか。体温は風邪を引いていなくても1日の中で変動します。寝起きの体温は1日の中で一番低い時です。なぜ低いのかと言うと、人の体は寝る時間になるにつれて体温が下がっていき睡眠中は、体の活動がなく体温が下がるため朝起きた時が一番体温が低い状態になります。
それぞれ身長が違うように人の体温も個人差があります。37度と言うと風邪を引いたと思いがちですが、実はまだ平熱の範囲内です。ちなみに人の体温の平均値は36.89度です。子供の寝起きの体温の平均は?
赤ちゃんの寝起きの体温は?
子供の体温は高い傾向にあります。抱っこしている時や一緒に寝かしつけている時に、暖かくて一緒に寝てしまいます。赤ちゃんの平熱の正常値は36度〜37.5度で大人より高めで、体温調節機能が未熟なため外気の影響を受けやすいです。
気温が高いと体温は高くなり、気温が低いと体温は下がってしまいます。その上赤ちゃんは汗をかきやすいので服が濡れていないか気をつけましょう。赤ちゃんは37.5度までが平熱の範囲内ですが、体温を測って体調管理をしてあげましょう。 測るタイミングは寝起き・午前中・午後・夜寝る前です。授乳後や泣いた後は体温が高いため、少し時間を置いてから測りましょう。新生児の体温は?
ママのお腹の中から出てきたばかりの新生児は体温調節ができません。外の世界や外気にも慣れていないので、体温変化が特に激しい時期でもあります。新生児の平熱の正常値も36.5~37.5度までが範囲内です。
もし体温が高ければ室温を調整してみたり、赤ちゃんにかけているタオルケットなどを外してみるなどしてあげましょう。体温が低ければ湯たんぽを置いてあげたり、服を一枚多く着せてあげたり、膝掛けをしてあげたりとママやパパが体温調整をしてあげてください。 新生児も平熱は人によって違います。1日に3~4回体温を測って赤ちゃんの平熱を把握しておきましょう。測るタイミングはできれば寝起き・午前中・午後・寝る前が良いでしょう。生後3カ月頃の赤ちゃんは?
生後3カ月頃になると新生児期に比べてある程度体を動かせるようになり、汗腺も発達をしてきます。そのため体温も徐々に下がり始めてきます。この頃にまた体温を測りなおしてみるのがおすすめです。
寝起き・午前中・午後・寝る前に測ってみましょう。授乳後や泣いた後は避けて、機嫌が良いときに体温を測ってみましょう。36.5~37.5度までが体温の正常値です。 赤ちゃんにとって快適な室温があり夏は26~28度、冬は20~23度です。夏は暑ければ着るものを薄手のものにしたり、扇風機やクーラーを活用して熱中症に気をつけましょう。冬は厚手のものや重ね着などして体を冷やさないようにしましょう。乳児の体温は?
乳児の体温は大人に比べて体表面積が大きい割に皮下脂肪が少ないため、熱が逃げやすくなっています。また、成人に比べて食事の量と運動量が多いため体が熱を作る量が多く、汗をかきやすい状態になっています。
乳児とは1歳までのことを言いますが、この時期の赤ちゃんの体温も36.5~37.5度までが体温の正常値となります。1歳となると動きも活発になってきます。平熱を知るためにも、寝起き・午前中・午後・寝る前に体温を測って平熱を把握しておくと良いでしょう。