ビタミンB2とB6の効果
そもそも「ビタミン」というのはなんなのか、まずは「ビタミン」について紹介します。
「ビタミン」は体を健やかに保つために必要な栄養素で、有機化合物のことを指しています。大量に必要な栄養素という訳ではないのですが、人間の体の中で自ら作り出せる量が少なかったり、体の中で作ることのできないものもあるので、外から摂取するのが望ましいとされています。 「ビタミン」の種類として水に溶ける「水溶性ビタミン」と、水には溶けませんが脂に溶ける「脂溶性ビタミン」があります。まず「ビタミン」は大きくこの2種類に分類できるので、覚えておきましょう。「水溶性ビタミン」は、とくに尿となって体外に排出されやすいため、不足しないよう注意する必要があります。ビタミンB2の効果
ビタミンB2は、水に溶けるタイプの「水溶性ビタミン」です。黄色がビタミンB2の色になっていて、ビタミンB2をサプリでとった後の尿の黄色が濃くなることがあると言われています。ビタミンB2は「水溶性ビタミン」なので、尿として排出されることが多いためです。
そんなビタミンB2のが体にもたらしてくれる効果は、主に皮膚や粘膜の保護です。また、栄養素を代謝するときに補助素として関わり、代謝機能を支えてくれる働きがあります。なお、ビタミンB2の1日の推奨量は、18歳から49歳の女性で1.2mg、50歳以上の女性は1.1mgです。男性は18歳から49歳で1.6mg、50歳~69歳まで1.5mgとなっています。 普段摂取しているビタミンB2の量は、平均して女性で1.10mg/日、男性の平均は1.20mg/日となっており、それぞれ1日の推奨量には達していません。ビタミンB6の効果
ビタミンB6もまた、水に溶ける「水溶性ビタミン」です。体の中でのビタミンB6の働きは、炭水化物や脂質、たんぱく質などの代謝に補助素として関わっています。その他に皮膚炎を予防する効果があるとされてています。
ビタミンB6の1日の推奨量は、18歳以上の女性で1.2mg、18歳以上の男性の場合は1.4mgとなっています。普段摂取しているビタミンB6の量は、平均して男性で1.20mg/日、女性だと平均1.04mg/日となっているので、ビタミンB6もまだ推奨量には足りてはいない状況だといえます。ビタミンB2とB6は処方箋が必要なのか
ビタミンB2やビタミンB5が、体に役立つ必須の栄養素だというのは紹介したとおりです。しかし、ビタミンB2やB6を摂りたいからといって、必ずしも処方箋を必要とすることはありません。「ビタミンB2欠乏症」や「ビタミンB6欠乏症」などと診断された場合には、処方箋で専用の薬が必要となることもあるでしょう。
医薬品の中でも、「一般医薬品」とされているものはドラッグストアや通信販売などで入手することができます。これは、「一般医薬品」が医師の処方箋を必要としないからです。逆に、医師の処方箋が必要な医薬品もあります。「医療用医薬品」です。「医療用医薬品」は、医師による処方箋にもとづいて、薬剤師に処方薬として出してもらう必要があります。 ビタミンB2やB6の場合には、探してみればドラッグストアや通信販売で手に入る「一般医薬品」があるので、そういった「一般医薬品」を探してみるのもおすすめです。【第3類医薬品】チョコラBBプラス:250錠
【第3類医薬品】チョコラBBプラス 250錠は、「肌荒れ」「にきび」そしてとくに「口内炎」に効果があるとして販売されています。活性型ビタミンB2が最大量配合されているほか、粘膜をケアしてくれるビタミンB6も配合されています。ビタミンB2とビタミンB6が両方同時にとれる【第3類医薬品】として、チョコラBBプラスはおすすめです。
ビタミンB2とB6が含まれている食品
こちらでは、食品からビタミンB2やビタミンB6を摂りたい人向けの、おすすめのビタミン含有量が多めの食品を紹介します。
ビタミンB2が多く含まれている食品
ビタミンB2が多く含まれている食品は、「肉」、「卵黄」、「味噌類」、「のり」、「緑黄色野菜」となっています。簡単に摂ることを考えると、「のり」や「パセリ」、「わかめ」などを意識して入れるとよいでしょう。他には、「アーモンド 乾」や「炒りアーモンド無塩」などは、常備しておいて時々つまむようにするとお手軽にビタミンB2を摂取することができます。
「魚」の中でもビタミンB2が多く含まれているものもあり、ウナギやサバ、どじょう、いかなごやカツオ節などもおすすめです。