ナンバープレートの再発行の方法
公道を走っている車を見ると、例外なくナンバープレートが付けられています。これは、自動車検査登録制度に、公道を走るエンジンが付いている車は、このナンバープレートを付けないといけないと決められているからです。
このナンバープレートには、自動車登録番号票と車両番号票の2種類があり、車の種類によってつけることができるプレートがことなります。公道を走るために必要なナンバープレートは、汚れたり、破損したり、紛失したり、さまざまな理由で再発行が必要な場合があります。再発行に必要な書類や窓口についてご紹介していきます。封印の再発行
封印というのは、国土交通省運輸支局に小型自動車や普通自動車が登録された際につける自動車登録番号票に施される物です。この国土交通省運輸支局に登録された車、つまり登録車は、必ずナンバープレートに封印を付けていなくてはいけません。この封印がこわれたり、紛失した際は、必ず再発行の手続きを取ります。
封印の再発行はどこでしてくれるの？
封印は、お住まいの住所を管轄している運輸支局の印が施されていますが、再発行の手続きは、全国のどの運輸支局や自動車検査登録事務局でも行ってくれます。ただし、封印の処理は運輸支局の専門の係が必ず行わなければいけないので、車を持ち込む必要があります。
公道を走るのに封印が壊れていたり、ない状態だと交通違反になるので、仮ナンバーを申請する必要があります。仮ナンバーは、5日程度有効です。手数料は若干差がありますが750円程度です。再発行の手順
再発行の手順は、事務所によっては少しさがありますが、国土交通省のHPまたは、運輸支局内の販売所で再封印申請書を手に入れます。申請書を記入し、受付で経由印を押してもらった申請書を受け取ってください。ナンバープレート交付窓口で必要書類を提出します。そのあと、封印の台座を買って、係員に封印していただけます。
必要書類は、再封印申請書、車検証、ハンコ、本人がいけない場合は委任状が必要な場合もあります。事前に確認してください。破損した場合の再発行
傷ついたり、変形したりしたナンバープレートが手元にあり、文字が読める状態で返却できるのであれば、同じ番号でのナンバープレートの再発行が可能です。行政書士などに頼む方法もありますが、自分でも再発行の手続きができます。
申請の窓口は、普通車などの登録車と軽自動車で異なります。登録車の場合は、住所を管轄している運輸支局・自動車検査登録事務所へ申請します。車検証のコピー、申請書、ナンバープレート代 （前払い）をもって窓口に提出すると「自動車登録（車両）番号標再交付引換証」を受け取ります。はじめの申請の時には、ナンバープレートを持っていく必要はありません。