峠の走り屋におすすめの場所
峠は、走り屋にとってさまざまなスリルが味わえます。ここでは、峠の走り屋にとっておすすめの場所を「箱根」「千葉」「埼玉」「神奈川」「山口」「福岡」「静岡」について紹介します。
箱根では?
箱根は「走り屋の聖地」ともいわれ、さまざまな峠があります。「箱根ターンバイク」「芦ノ湖スカイライン」「七曲り」「長尾峠」「椿ライン」「大平台」などです。このうち景色を楽しむのなら「芦ノ湖スカイライン」が絶景です。
箱根ターンバイクは?
「箱根ターンバイク」は、小田原市から箱根町を経由して湯河原町とを結ぶ全長15.752kmの有料道路です。料金が、箱根小田原本線区間が普通車で720円、バイクは、520円で箱根伊豆連絡線区間が普通車で150円、バイクは、110円です。(2014年4月1日現在)料金さえ気にしなければ走り屋にはおすすめのコースです。
「箱根ターンバイク」は、営業時間が5:30から22:30でそれ以外の時間帯は通行できません。「箱根ターンバイク」は、カーブも穏やかで勾配も比較的緩やかですがエンジンブレーキを使用しないとブレーキが利かなくなる恐れがあるので注意します。 有料道路だけあって眺めはよく、途中「大観山スカイラウンジ」などの展望台から富士山や芦ノ湖を見渡したり、相模湾や初島、伊豆大島を眺めたりすることが可能です。芦ノ湖スカイラインは?
「芦ノ湖スカイライン」は、箱根峠付近の国道1号線と芦ノ湖を結ぶ全長10.75kmの有料道路です。「芦ノ湖スカイライン」は、全線法定速度40kmなのでスピードを求める走り屋には、物足りない部分もありますが、標高約900メートルの外輪山は、芦ノ湖や駿河湾、富士山を望むことができ、展望がいいのでドライブには、適しています。また、秋には紅葉も楽しめます。
時々、霧が発生することもあり霧が発生したときは、展望が悪くなるのはもちろんのこと、視界が悪くなるので運転には充分注意が必要です。七曲りは?
「七曲り」という名前の坂は、各地にありますが箱根の「七曲り」は、県道732号で須雲川インターチェンジからスタートして箱根神社・芦ノ湖方面への道路です。
スタートは、登り坂で約850mの神社までは、道路幅が狭く、対向車が来たらどちらかが止まってすれ違う必要があります。神社を超えると二車線ですが途中200mくらい狭い区間がありますが待機スペースが対向車が来たら待機スペースを利用します。しばらくは緩やかなコーナーと坂が続き走りやすい道が続きます。 中盤に「七曲り」があり、勾配がきつく直線が短い連続するヘアピンです。シフトチェンジ・加減速・ハンドル操作などのドライブテクニックを駆使して運転します。峠の走り屋には、極上のコースです。 「七曲り」が終わっても、急勾配とヘアピン・急カーブがあります。最後のカーブを抜けると勾配もなくなり平坦になります。路線バスと自転車には、注意して走行します。長尾峠は?
「長尾峠」は、箱根町と御殿場町を結ぶ箱根外輪山を超える峠です。箱根スカイラインに続きその入り口手前の駐車場から登山道に登ると北西に富士山が眺められます。
椿ラインは?
「椿ライン」は、県道75号線で芦ノ湖南岸と湯河原を結ぶ全長約25kmの道路です。「椿ライン」は、コーナーが連続するワインディングロードですが全線2車線で舗装もされているので走りやすいです。制限速度は30kmで全線追い越し禁止です。
大平台は?
大平台は、国道1号に隣接していて宮ノ下、小涌谷へと続く坂は、箱根駅伝でもおなじみのコースです。
千葉では?
千葉は、起伏の少ない地域です。峠はほとんどないですが曲がりくねった道が続くワインディング道路なら「もみじロード」や「長狭街道」「国道410号」「国道465号」「清澄養老ライン」などがあります。
もみじロードは?
「もみじロード」は、志駒川に 沿って延長約10kmに続く県道182号(上畑湊線)で名前が示すとおり千葉県内でも一番のもみじの名所で約1000本のもみじが生えています。もみじの見ごろは11月下旬から12月上旬ころがピークです。色鮮やかなもみじを鑑賞しながらのドライブがおすすめです。
長狭街道は?
「長狭街道」は、鴨川市横渚から鋸南町を結ぶ全長約26kmの街道です。「長狭街道」では、桜などの自然を楽しんだり社寺や公園を訪れたりグルメを味わえます。
国道410号は?
「国道410号線」は、館山市と木更津市を結ぶ全長約130.2kmの国道で房総半島の背骨の道とも呼ばれます。「国道410号線」は、線形が不良で山間部の一部では、道が狭いところが走り屋としては楽しめます。
国道465号は?
「国道465号線」は、茂原市と富津市を結ぶ全長約3.7kmの国道で筒森バイパスとも呼ばれます。「国道465号線」は、幅員が狭小なうえ急カーブが連続していましたが昭和54年度から順次整備を開始して以前より走りやすくなっています。整備されたことにより走り屋としては物足りない部分もあります。
清澄養老ラインは?
「清澄養老ライン」は、市原市牛久と鴨川市天津を結ぶ全長約36kmの道路です。「清澄養老ライン」は、全体的に道幅が狭く、一部区間は林道のようになっていて普通自動車のすれ違いも困難な程です。
夏場は、観光客の迂回路に使用されるので渋滞することもあります。冬場は、凍結することもあります。走り屋もドライブ時は、歩行者の飛び出しや土砂・落ち葉に注意が必要です。