爪切りの看護計画・目的・注意点・観察項目|高齢者/白癬/出血

仕事ノウハウ

爪切りの看護計画・目的

爪切りの看護計画・目的・注意点・観察項目|高齢者/白癬/出血

爪きりをしないと、爪が伸びすぎてしまい、皮膚を傷つけたりします。ほかにも汚れや垢が溜まってしまうので、雑菌が繁殖してしまい不衛生になります。そうなると感染につながるなどの問題がおきてしまうでしょう。自分で爪きりできない方は看護が必要です。爪は伸び過ぎたり爪きりを失敗すると歩きにくくなります。

最悪の場合は痛くて歩けなかったりします。なので、爪切りも看護する方の仕事になります。爪きりの道具は、爪切りと爪やすりです。不織布と温タオルや、アルコール綿や洗面器などが、看護で爪切りをするのに必要になります。この道具を必ず準備して、看護の方は、患者さんに爪切りを安心させてあげましょう。

手順

爪切りの看護計画・目的・注意点・観察項目|高齢者/白癬/出血

看護の方が爪切りするときの順は、まずは患者に爪切りすると説明して、同意を得る事からはじめましょう。

爪切りは身体の一部と考えている方もいます。いくら経験がある看護の方でも、皮膚に傷をつけて出血させてしまうことがあります。なので、患者の同意を得て爪切りの看護をしてください。次に爪の様子を見て爪切りが可能かを観察します。看護で爪切りは患者の健康状態と同じです。 爪をしっかり洗います。看護のときは爪切りの前に、爪自体を清潔で柔らかくしてください。洗うときは、専門の爪ブラシがあるので、爪と皮膚の間を傷つけないように優しく洗ってください。入浴できない患者さんもいます。そのときは洗面器に入れて洗いましょう。

爪切りの仕方

洗面器に爪部分だけでも洗うようにします。または温タオルで爪の汚れを取り除いてしばらく温めて爪を柔らかくします。最後にアルコール綿で爪周囲を拭いて殺菌しましょう。不織布を手や足の下に敷きます。このとき看護する方が注意するのは、入浴後の爪が柔らかいうちに爪切りをすることです。

ポイントは、一度で切ろうとしないでください。看護の方は、何回かに分けて、少しずつ爪切りをします。 しかし、厚くて硬い爪は始めにやすりで表面を削って薄くします。そうしたら簡単に爪切りをすることが可能です。爪の先には白い部分が1ミリ程度残して、爪が真っ直ぐなるように切ることが大切です。最後にやすりをかけたら、温タオルで爪表面の汚れを落としましょう。

目標

爪切りの看護計画・目的・注意点・観察項目|高齢者/白癬/出血

看護の方の爪切りの目標は、伸びた爪や変形した爪からできる皮膚が傷つくのを防ぐためです。看護の爪切りは、爪の間の皮膚の生活を保つことが目標です。持病のほかにも爪白癬や、爪の周囲の皮膚トラブルを発見できます。 爪と周囲の皮膚に異常はないか確認します。

看護の方がトラブルを見つければ、無理に爪切りはしないで医師の指示を受けてください。注意する点としては、糖尿病患者の方は、深爪になると感染を起こしやすくなるという点です。なので爪切りの場合は看護の方はしっかり見ましょう。過去には、爪切りが虐待になり有罪になった事件がありました。理由は出血した爪を剥いだ程の爪切りを、看護の方が相談しないのと寝たきりの患者でした。
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