酵素洗顔を知っていますか?
酵素洗顔を知っていますか。酵素洗顔とは、酵素が配合された洗顔のことです。酵素といわれると、酵素サプリや酵素ドリンクなど、ダイエットを思い浮かべる人も多くいますが、酵素洗顔は普通の洗顔と比べ、ニキビや毛穴の黒ずみに効果があると注目を浴びている美容アイテムの一つです。
すでにたくさんのメーカーやブランドが酵素洗顔を商品化しています。しかし、そんな酵素洗顔はメリットばかりではなく、相性が悪いものを選んでしまったり、使い方によっては効果を得られない・肌トラブルが発生してしまう可能性もあります。 今回は、酵素洗顔の種類や選び方、使い方やおすすめの酵素洗顔ランキング、酵素洗顔の使い分けの仕方、酵素洗顔のメーカーやブランド別のおすすめ商品についてご紹介します。頭に入れておくことで、今後酵素洗顔を使ううえで、自分に合った酵素洗顔選びや、より効果のある使い方ができるでしょう。酵素洗顔の種類と選び方は?
酵素の種類は全体で2万5000種類以上あるといわれており、その中で体内で働く酵素の数は4000種類以上あるといわれていて、それぞれ分解や合成、酸化や還元といった働きを担っています。
たくさんの種類がある酵素ですが、酵素洗顔における酵素の種類は、主に2つに分けることができます。ここでは、酵素洗顔の種類・酵素洗顔の選び方についてご紹介します。酵素洗顔の種類とは
酵素洗顔の種類の一つは、タンパク質分解酵素です。そしてもう一つが、皮脂分解酵素です。
タンパク質は、角栓の7割を占める成分です。通常の洗顔料を使用してもタンパク質を分解することができません。そのため、ターンオーバーの乱れや、放置した角栓が毛穴に詰まることにより、ニキビや毛穴の黒ずみなどの肌トラブルを引き起こします。そのタンパク質を分解してくれるのが、タンパク質分解酵素です。 皮脂は、角栓の残り3割を占める成分です。タンパク質とは異なり、クレンジングや通常の洗顔料でも落とすことができますが、皮脂分解酵素の含まれる酵素洗顔を使用することで、より毛穴の黒ずみ対策の効果を得ることができます。酵素洗顔によく使われるタンパク質分解酵素
酵素洗顔によく使われるタンパク質分解酵素は、青いパパイヤから抽出されたパパイン酵素や、パイナップルに含まれるパイン酵素、天然酵母由来のプロテアーゼなどが挙げられます。これらのタンパク質分解酵素が、通常の洗顔料では分解することのできないケラチンというタンパク質を分解することができます。
酵素洗顔によく使われる皮脂分解酵素
酵素洗顔によく使われる皮脂分解酵素は、肌にある余分な皮脂を吸着してくれるサンゴ酵素や、脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解することのできるリパーゼという酵素が挙げられます。
これらの皮脂分解酵素が、通常の洗顔料では落とすことのできない、奥深くに詰まってしまった毛穴汚れや角栓となった皮脂を分解してくれます。酵素洗顔の選び方は
酵素洗顔には、主にパウダータイプのものと、固形石鹸タイプの2種類があり、パウダータイプの商品が主流となっています。パウダータイプの中でもでも、ボトルから出して使用するものや、1回分ずつ小分けにされているものなど形状もさまざまです。配合されているたんぱく質分解酵素・皮脂分解酵素の成分も異なりますし、保湿成分も商品によって異なります。
日常酵素洗顔を使用するうえで、まずは自分が使いやすいタイプのものを選びましょう。自分の肌状態や肌タイプを見極めることも大切です。また、乾燥肌の人や秋冬など乾燥する季節に酵素洗顔を使用する場合は、保湿成分の含まれたものを選ぶと良いでしょう。酵素洗顔のやり方・楽しみ方とは?
酵素洗顔をするときは、必ず清潔な手で行いましょう。パウダー状、あるいは固形石鹸の酵素洗顔を水分を含ませながら泡立てます。このとき、泡立ちネットを使用するとよりきめ細かな泡を作ることができ、肌への刺激を抑えることができます。
泡が立ったら、肌を強く刺激しないよう、顔に泡を乗せるように洗顔を行います。優しく撫でるように30秒〜1分程度洗顔をしたら、ぬるま湯ですすぎを行いましょう。このとき、すすぎ残しがないように注意しましょう。 効果が早くでる人の場合、1回目の酵素洗顔の後で肌がワントーン明るくなっているように感じることもあります。効果の現れ方は人それぞれのため、実感できるのに2~3ヶ月かかることもあります。効果が現れるのを楽しみにしながら酵素洗顔を行いましょう。すすぎの注意点
お風呂で酵素洗顔を行う場合、ついついシャワーで洗い流してしまったり、熱いお湯ですすぎを行なってしまうことがありますが、これらの方法は肌に刺激を与えすぎてしまい、乾燥などの肌トラブルを起こしかねません。必ずぬるま湯を使用し、シャワーで直接泡を洗い流すのはやめましょう。
酵素洗顔をする頻度は?
酵素洗顔は、普通の洗顔料では分解や除去することのできないタンパク質や皮脂に効果的な洗顔です。そのため、どうしても普通の洗顔料と比べると肌への刺激が強くなってしまいます。商品や肌タイプによっては毎日、週に2、3回と使用しても問題ないこともありますが、基本的には週に1回を目安として行いましょう。
酵素洗顔後は通常の洗顔よりも肌が敏感になり、乾燥しやすくなります。必ず化粧水や乳液、美容液やクリームといったスキンケアを行いましょう。また、ニキビや肌荒れなどの肌トラブル、生理前や整理中の肌の敏感な時期に酵素洗顔を行うと、肌の状態を悪化させる危険性もあるため、注意が必要です。おすすめの酵素洗顔ランキング人気TOP3
酵素洗顔は、たくさんのメーカーやブランドが商品化しています。ここでは、その中でも特に人気があり、おすすめできる酵素洗顔をランキング型式でご紹介します。
おすすめランキング3位 肌極
口コミ色々な洗顔パウダーを試して来ましたが、自分にとってはコレが一番肌に合いました。小鼻まわりのザラザラも解消しますし洗顔後のつっぱりもありませんでした。
おすすめランキング第3位は、コーセーの肌極(はだきわみ)です。パウダータイプの酵素洗顔で、配合成分は洗浄成分となるタンパク質分解酵素であるプロテアーゼと、皮脂クリア成分となるシリカ・ラウロイルグルタミン酸Na、保湿成分となる天然コメ由来保湿成分(ライスステロール・コメヌカオイル・コメ胚芽油)となっています。
洗浄成分で毛穴の黒ずみや詰まり、肌のざらつきなどを落としつつ、保湿成分である天然コメ由来保湿成分が肌のうるおいやバリア機能を守ります。洗いあがりも肌がつっぱらず、保湿成分が含まれているため、乾燥する季節でも使用できます。 肌極シリーズ共通のシトラスグリーンフローラルの香りもおすすめの一つです。@コスメのクチコミランキングでは、洗顔パウダー部門で1位になったこともあるおすすめ人気商品です。おすすめランキング2位 オバジ
口コミ洗顔は今まで、なかなか肌に合うものがなかったけども、この製品は角質や汚れを優しく落とし肌に負担が少ないです。 これまでの洗顔では、毛穴の汚れが落ち切っていないことがわかりました。だから、顔がかゆかったのかな?
おすすめランキング第2位は、ロート製薬のオバジC酵素洗顔です。パウダータイプの酵素洗顔で、配合成分は洗浄成分となるタンパク質分解酵素であるプロテアーゼ、皮脂分解酵素となるリパーゼ、保湿成分となるビタミンC・アスコルビン酸(整肌保湿成分)となっています。
配合されたビタミンCによりうるおいを守りながら、毛穴の黒ずみや角栓詰まり、顔のざらつきを取りのぞきます。肌の再生を促し、スキンケアの効果も最大限に引き出すのがおすすめのポイントです。コーセー肌極同様、@コスメのクチコミランキングの洗顔パウダー部門で1位になったことのあるおすすめ人気商品です。