ドライフルーツで有名な産地といえば?
ドライフルーツの歴史は古く、紀元前6000年ころにはすでに南コーカサス地方で生産が始まっていたそうです。ドライフルーツの産地となる国々は、温暖で湿度が低い気候に恵まれています。
台湾は南国フルーツのパラダイス
太平洋西部にある台湾は南北に長く、北と南では気候が異なります。トロピカルフルーツをはじめ果物の栽培は、主に南部地方で行われています。
台湾のドライフルーツのおすすめポイントは ・添加物や防腐剤を用いていないものが多い。 ・砂糖不使用のものが多い。 ・日本より安く買える。 ・原産地なので、素材の味が濃厚。 などです。トロピカルフルーツの宝庫、台南
亜熱帯気候の台南は、高雄地方を中心に南国果実の生産が盛んです。玉井はマンゴーの故郷と呼ばれ、台南のドライフルーツ専門店として特に有名なのが「玉井之門」です。台南名産の無添加のドライフルーツが豊富に揃っていて、常時買い物客で賑わっています。
台北はドライフルーツ専門店が充実
近代都市台北は、経済のみならずグルメや観光地でも有名です。ドライフルーツは台湾旅行の人気お土産ランキングの上位を占めるので、専門店も充実しています。特に乾物や高級食材などの問屋が集まる迪化街には有名な専門店が多く集まり、多くの観光客が訪れています。
個性豊かなタイのドライフルーツ
年間の平均気温が30度を超える常夏の国タイは、トロピカルフルーツの名産地です。そのためドライのトロピカルフルーツの種類も豊富で、現地では専門店よりスーパーやコンビニで手軽に売られています。
タイでおすすめしたいのは、塩味や酸っぱいドライマンゴー、ドリアンのチップなど、ユニークなドライフルーツです。あまり馴染みのない果物や味付けですが、おいしいと評判です。南国ベトナム・ハノイでおすすめのドライフルーツ
ベトナムは南国フルーツの宝庫で、首都ハノイはベトナムならではのドライフルーツを取り扱うお店で賑わっています。おすすめはパッションフルーツのドライフルーツですが、濃厚な甘さのジャックフルーツや匂いが気になるドリアンのドライフルーツも気になります。ベトナム風梅干しやタロイモチップなど、ハノイならではのものがたくさんあるので、お土産選びには事欠きません。
ドライフルーツにおすすめの果物とアレンジ色々
ドライフルーツは、種類も豊富で食べ方のアレンジも楽しめます。最近人気のドライフルーツや、ドライフルーツの栄養価とおいしさをさらににアップするおすすめの食べ方をご紹介します。
全ての女性におすすめのマンゴー
ドライフルーツブームは、ドライマンゴーがきっかけで起こったと言われています。ドライマンゴーは産地によって味のバリエーションが豊富です。日本でドライマンゴーと呼ばれるものはほとんどがフィリピン産で、噛みごたえがありねっとりした食感ですが、タイのドライマンゴーは甘みと香りが強く生のマンゴーに近い風味が楽しめます。台湾産は濃厚、肉厚な食感です。
美肌、ダイエットにも効果的なビタミンA、C、Eやβ―カロテン、葉酸やリジンが含まれていて、抗酸化作用でアンチエイジングも期待できるので、世代を問わず全ての女性におすすめです。レモンのドライフルーツは生より栄養価アップ
レモン100gに含まれるビタミンCの量は約100mgで、そのうちの半分は皮の部分に含まれています。生では苦くて食べにくいレモンの皮も、乾燥させると食べやすく、女性に欠かすことのできない葉酸やミネラル、ビタミン類も効率よく摂ることができます。
「一日一個で医者いらず」のリンゴはドライで食べよう!
リンゴは食物繊維やペクチン、カリウムやリンゴポリフェノールなど多くの成分を含む、美容と健康には欠かせないフルーツの代表です。リンゴを乾燥させるとカリウムは生の1.5倍、ビタミンCは生の50倍以上になります。ドライリンゴは最強の健康効果を期待できる、優れたドライフルーツです。
オレンジのドライフルーツは皮ごと食べられて栄養価アップ
オレンジにはビタミンA、B群やカリウム、リン、ミネラルが豊富です。生で食べる時は捨ててしまう皮の部分に多く含まれるペクチンは、食後の血糖値の上昇を穏やかにして脂肪の吸収を抑えたり、コレステロールを減少させる働きがあります。ドライオレンジは、オレンジの栄養を丸ごと摂取することができ、家庭でも簡単に作れるのでおすすめです。