白髪の原因10個｜気軽にできる白髪の予防と対策4つ

30代を過ぎてくるとだんだん気になってくる白髪ですが、みなさんは白髪をどうしていますか。白髪染めをしている人も多いのではないでしょうか。白髪染めはどうしても髪を傷めてしまうので、頭皮が敏感な人はやめておいたほうが良いでしょう。

白髪はどうしてできてしまうのでしょうか。実は髪の毛はもともと白く、生えてくるときに毛根でメラニン色素という色素によって黒く色付けされて生えてきます。このメラニン色素はメラノサイトという細胞で作られています。

このメラノサイトが正常に働いていれば問題なく黒い髪が生えてくるのですが、さまざまな原因によりメラノサイトが減少すると白髪が生えてきてしまいます。この原因を詳しくみていきましょう。

白髪を引き起こすメラノサイトの不調の原因の1つ目は加齢です。人は加齢とともにあらゆる細胞の老化が始まり、メラノサイトも老化の影響を受けてしまいます。

加齢は誰にも起こる現象なので避けて通ることは難しいですが、日常の生活習慣を変えることで老化のスピードを遅らせることは可能です。逆に喫煙や過度の飲酒は老化を速めてしまいます。

私たちの体は食べ物から栄養を摂っていて、私たちの健康状態に大きな影響を及ぼします。食品添加物の多い食事を摂り続けていると、必要な栄養素が行き渡らなくなり結果として頭皮や毛髪が栄養不足の状態になってしまいます。

そうなってしまうとメラニン色素を生成することができなくなり、白髪が増えてしまいます。

「寝る子は育つ」ということわざがありますが、人は寝ている間に成長ホルモンが分泌されています。したがって、寝る時間が不規則になったり、睡眠不足になってしまうとこの成長ホルモンの分泌が妨げられます。

この成長ホルモンは午後10時から午前2時までの4時間の間に活発に分泌されると言われているので、この時間帯にきちんと睡眠を取っていることが大切です。