「きんぴら」とは
きんぴらとは、根菜類をしょうゆ・さとう・みりんをつかって甘辛く味付けした炒め物で日本の伝統食です。
こころがほっくりする味で、常備菜として作っておけばごはんのおともに重宝するでしょう。きんぴらごぼうがよく食べられていますが、今回は10月から3月が旬のれんこんをつかったレシピをみていきましょう。れんこんのシャキシャキした歯ごたえが特長です。れんこんのきんぴらを作る時のポイントをおさえる
れんこんは非常にアクが強く、空気に触れるとすぐに黒ずんでしまうのでアク抜きをしなければなりません。
ピーラーでれんこんの皮を剥いた後すぐに3分くらい酢水に浸けましょう。そうすることによってれんこんの変色を防ぐことができます。おいしい料理をつくるには下処理を怠ってはいけません。きんぴらの味付け
きんぴらの味付けは、前述しましたが基本的にはしょうゆ・さとう・みりんで甘辛く味付けします。ふだん家でつかっている調味料で作ることができますので、気軽にチャレンジできる料理です。
れんこんのきんぴらレシピ10選
お子様から大人の方まで、皆さんがおいしく食べることのできるレシピをご紹介していきます。
基本的な味付けから、すこし変わったものまで興味のあるレシピに挑戦してみてください。レシピ1:れんこんのきんぴら
まずは王道のれんこんのきんぴらのレシピをみていきましょう。しょうゆ・さとう・みりんの味付けは、和食の基本です。
料理を始めたばかりの人は、調味料のバランスを覚えていくことが必要になります。このような基本の和食レシピを覚えることで、今後の料理に活かすことができるでしょう。 れんこんのきんぴらをつくることで、料理の基本を身につけましょう。
<3人分> れんこん 300gぐらい ☆みりん 大さじ4 ☆砂糖 大さじ1〜1.5 ☆酒 大さじ2 醤油 大さじ2 ごま油 大さじ1 鷹の爪 適量 1.れんこんは2ミリほどの厚さにスライスして水につけておく。 2.フライパンにごま油を熱して水気を切ったれんこんを炒める。 3.油が回ったら☆の調味料を入れて弱火にして蓋をして3〜4分蒸し焼きにする。 4.蓋を取って醤油と鷹の爪を入れて中火にして煮詰めて出来上がり。
レシピ2:れんこんの青のり風味きんぴら
これも通常のれんこんのきんぴらレシピですが、作り方が簡単です。調味料がめんつゆだけなので失敗が少なく、料理を始めたばかりの方には作りやすいです。
めんつゆにはだしが含まれているので、先ほどのレシピとは味付けは変わってきます。手早く簡単に作りたいのなら、このレシピを参考にすると良いでしょう。
<3人分> れんこん 200g(だいたい14㎝くらい) 炒め油 大さじ1 めんつゆ 大さじ2 青のり 適量 1.れんこんは酢少々を加えた水に5分ほどつける。皮つきでもOKです。
2.①のれんこんを半分に切り、2~3㎜厚さにスライスする。 3.フライパンに油をひき、れんこんを全部入れて炒め、軽く火が通ったらめんつゆを加え、さらに炒める。味がなじんだらできあがり。青のりを全体にふる。
レシピ3:れんこんのモチモチきんぴら
このレシピは、れんこんをフードプロセッサーでみじん切りにすることで食感を変化させました。れんこんの食感が変わることで同じ食材でも、違ったものになるのが料理のおもしろいところです。
基本のれんこんのきんぴらレシピを覚えたら、次に試してみたいレシピです。
<4人分> れんこん 150g 砂糖 小さじ1 酒 大さじ1 醤油 大さじ1 すりごま(白) 大さじ1 いりごま(白) 大さじ1 ごま油 適量 1.れんこんは皮をむいて小さく切り、フードプロセッサーで粗みじん切りにする。 2.フライパンにごま油を熱し、1.と砂糖を加えてざっと炒める。酒、醤油を加えて水分がほとんどなくなるまで炒める。 3.すりごま、いりごまを加えてざっと混ぜる。 4.使用調理器具: デロンギ クアッドブレード ミニフードプロセッサーを使ったレシピです
レシピ4:れんこんの洋風きんぴら
このレシピは、ベーコン・オリーブオイルをつかって洋風に仕上げました。ベーコンのだしをれんこんが吸って、和風のれんこんのきんぴらとはひと味ちがった味わいになっています。