オッドアイ人間の日本人
世界でも数が少ないオッドアイの人間ですが、オッドアイ人間の日本人はいるのだろうかと気になった方へ向けて、オッドアイについてご紹介していきます。
日本人のオッドアイには黒や茶、薄い茶色などの色が多く芸能人でも茶色とこげ茶といった色の組み合わせの方がいらっしゃいます。中にはオッドアイではなく、病気で目の色が違うといった方も。オッドアイについて気になるところがあるという方におすすめの内容となっておりますので、ぜひ読んでみてください。オッドアイの人間が生まれる原因
生まれることが少ないと言われているオッドアイですが、これには先天性・後天性のものがあります。たとえば先天性のものはそれぞれの両親の瞳の色を片方片方で引き継ぐといった遺伝であったり、聴力障害と併発することの多い染色体異常のひとつであるワールデンブルク症候群といったものがあります。
後天性のものは事故などによる物理的な損傷として瞳の色が変わったり、緑内障による虹彩損傷によって瞳の色が変わったりすることが原因でオッドアイとなることも稀にあります。 瞳の色が違うだけで異常であるとされ、視力障害があるイメージが強いオッドアイですが瞳の色が違うだけで視力は正常であるという方もいらっしゃいます。本物のオッドアイの人間
最近では、カラーコンタクトなども普及しているため本物のオッドアイなのか偽物のオッドアイなのか区別がつきません。そこで、何名かカラーオンタクトではない本物のオッドアイを持つ有名人をご紹介していきます。
先天性のオッドアイを持つ奥菜恵(おきな めぐみ)さんや後天性のオッドアイを持つデヴィッド・ボウイさん、女優のケイト・ボスワースさんなど。日本人のオッドアイも素敵ですが、海外の方のオッドアイはヘーゼル・ブルーといった色が多いため憧れている方も多いのではないでしょうか。奥菜恵(おきな めぐみ)
日本人の中でオッドアイとして有名な人物といえば、まさしくこの方と言えるでしょう。右目が茶色、もう左目が少し黒っぽい茶色のオッドアイになっています。奥菜恵さんのオッドアイは先天性のもの。先天性のオッドアイの原因としては先天的な特徴以外にも、ワールデンブルグ症候群やまだら症・ぶち症などといった遺伝子疾患が含まれると言われています。
デヴィッド・ボウイ
後天性のオッドアイとして知られているのは、イングランド出身であるミュージシャンのデヴィッド・ボウイです。右目がブルー、左目がヘーゼルの綺麗なオッドアイです。しかし、目をよく見てみると、右目の瞳孔が開いて見えることがわかります。
後天性によるオッドアイの原因としては緑内障やホルネル症候群などによって起こることもあるといわれていますが、デヴィッド・ボウイさんの場合は事故によるものです。ケイト・ボスワース
また、海外の女優ではケイト・ボスワースさんもオッドアイ。右目がヘーゼル系、左目がブルーの綺麗な瞳です。ヘーゼル×ブルーの組み合わせというと、一番有名なのは白猫ではないでしょうか。人間より、犬や猫の方がオッドアイが生まれる確率が高いと言われています。日本ではこの目のことを金目銀目といって大変縁起の良いものとされ、可愛がられています。
オッドアイの人間の言い方
オッドアイの人間の言い方について、多くの言い方があるのはご存知でしょうか。虹彩異色症というのが日本名ですが、他にもバイアイ、ヘテロクロミア、金目銀目、タイでは「白い宝石」を意味するカオマニーの名で呼ばれています。また、他にアニメ・漫画などにもなったSF小説である「銀河英雄伝説」の作中では、オッドアイのことを金銀妖瞳(きんぎんようどう)と表現されています。
もともとオッドアイというのは動物に対して使うことが多いのですが、最近は人間に対して使うことも多くなってきました。人間に使うのは虹彩異色症、もしくはヘテロクロミア。オッドアイで有名な動物というと、やはり猫、特に白猫にブルー・ヘーゼルの瞳を持った子が生まれてくることが多いです。オッドアイの人間は綺麗
オッドアイを持つ人間の目の色はとても美しく、思わず魅入ってしまうという方も多いのではないでしょうか。オッドアイは人によって原因も違ったり、それぞれ人間によって若干の色の違いを楽しめたりできるので神秘的な瞳とも言えます。オッドアイを持つ海外の方、特に色が白い方においては目の色を引き立たせてくれるため、さらにその方の人間的な魅力を高めてくれるとも言えるでしょう。
オッドアイを持つ人間が生まれてくる確率というのは、周りを見て理解できるとおりとても高い数字とは言えません。学校や会社などひとつの場所に集まったとして、オッドアイを持つ人間に出会えることができたら奇跡だとも言えるでしょう。個性あってこその人間ですから、人とは少し違う自分だけの特別なものに憧れる方も多いのではないでしょうか。オッドアイの人間は病気なのか
オッドアイは先天性であれば遺伝子の疾患によるものや後天性であれば事故や病気などで虹彩の色が変わってしまうということもあります。また、オッドアイの名称は虹彩異色症、~症とついているため分類としては病気の一種ともいえるでしょう。しかし、だからといってオッドアイの人間が皆視力が悪いというわけでもなく、視力は正常で瞳の色だけが異なるという方も多いです。
やはり人と違うものを持つと不安だという方もいらっしゃいます。もし片方の瞳の色が違うことで悩んでいる方であれば、一つの個性として考えてみてはどうでしょうか。病気として区分されているものだとしても、別の人間からは「かっこいい」「素敵だ」と受け入れられることもあります。