帰国子女の特徴や性格あるある｜生意気/金持ち/メイク

帰国子女の特徴は「生意気」これはあくまでもイメージの問題です。私たちが普段の生活の中で帰国子女と接する機会はそうそうありません。例えば、たまたまテレビや雑誌で見かけた、ある自由奔放なタレントが帰国子女であると知ると、先ほどの「子女」＝「女子」という誤解と同時に、帰国子女は「生意気」な奴だと決めつけてしまいます。

「タメ口」で話していると、その傾向は顕著です。そして、特徴のひとつとして帰国子女は「生意気」であることが印象付けられていきます。 「生意気」という言葉は、日本に於いては「非常識」という言葉に変換されます。生活習慣の「差」ということでしょう。アナウンサー、特に女子アナに見受けられる特徴ですが、帰国子女ですからバイリンガルな方が多くいらっしゃいます。海外での生活が長かったために日本語以外もネイティブな発音で話します。 日本語の他に英語も堪能であると、アナウンサーとしては重宝されます。バイリンガルであることも帰国子女の特徴です。 生活習慣の違いと述べましたが、広義では「文化の違い」です。抱いてしまったイメージによる誤解、文化（生活習慣）の違いによる曲解です。などによって私たちは知らず知らずのうちに、帰国子女の特徴は「生意気さ」にある、とレッテルを貼ってしまいます。

帰国子女のほとんどは、親の仕事の都合で学齢期（がくれいき）を海外で過ごした子どもたちです。学齢期とは、海外においても学校に就学して教育を受けることが適切であると判断される年齢を指します。

帰国子女の親は海外で仕事をする必要に迫られて家族で渡航します。海外で仕事をする必要がある親の職業は、外交官であったり、一流企業の幹部であると想像されます。ですから私たちは勝手に、お金持ちであるという判断を下してしまいます。 幼少期からピアノはもちろん、バイオリンのお稽古をしたり、テニス、ゴルフなどのスポーツとも触れ合える環境にあると私たちは思い込んでしまうのです。それらは金銭的な余裕がないと難しいです。帰国子女の家庭はお金持ちであると捉えられてしまいます。これも特徴的な帰国子女のイメージです。

どうして私たちは帰国子女に対して偏見（特徴＝誤解）を抱いてしまうのでしょう。帰国子女たちは自分の「選択（意思）」で海外に住んだわけではありません。親の仕事の都合でそうなってしまったのです。残念ながら、そうした帰国子女たちのことを悪く言う人が日本人に多くいます。自分である程度の意思決定が出来る年代になっての「留学」とは意味が異なります。

そして、先ほどの「お金持ち」に「海外生活が出来るなんて羨ましい」気持ちを上乗せして、帰国子女を特徴づけてしまいます。