ダイエットと筋肉｜体重/食事量・筋肉がつくサプリ・筋トレ

筋肉をつけながらダイエットを成功させる事は非常に理想的な状態と言えます。しかし、筋肉をつけながらダイエットを行うという、その二つの事を同時に行う事は非常に難しく多くの人が試みてはいますが、失敗を繰り返しています。

その理由は筋肉をつければ体重が増え、ダイエットのために体重を落とせば基本的には筋肉量が落ちるということになり人間の身体メカニズムにおいては相反するおかしな状態となってしまいます。

まず始めに理解しておかないとならないこととして筋トレと体重の関係についてです。皆さんの中でもよく聞こえてくることなのですが、筋トレを始めた人たちに中でよく聞超えてくる声が、筋トレを始める前より体重が増えたという事です。

実は筋トレを行えば体重が増加するのは、そのとおりで筋トレをして筋肉をつけるという行為は、脂肪は減るのですが、筋肉を鍛えているので筋肉が増えます。その結果は、体重が増えたと見た目上はなってしまいます。 その理由は、脂肪より筋肉の方が重いためで筋肉が増えれば増えるほど体重が増えてしまいます。この事を知らないと折角筋トレを始めても効果として筋肉がついてきたのに体重が増えた、太ったと勘違いしてダイエットが失敗したと勘違いして筋トレを辞めてしまう人がいるので注意してください。

筋トレやダイエットを始めると気になるのが脂肪が減ったのかどうかです。そしてその脂肪が減ったのかどうか脂肪の割合が気になります。その気になる体重と脂肪のバランスは体脂肪率という数値で表されるのですが、

これは体重に占める脂肪の割合を示し、健康的な男性で10〜19％、女性で20〜29％とされています。それを超えるといわゆる肥満とされます。この間の数値が健康上ではお勧めの数値ではあるのですが、アスリートなど一部の体型を実現するためには、体脂肪率一桁台という人も存在しますが、通常ではバランスという意味ではお勧めしません。

ダイエットを進めるにあたってはいかに脂肪の量を減少させるかどうかということが一つの課題ではあるのですが、ダイエットの手法の一つに糖質を制限する糖質制限ダイエットというものがあります。糖質を10g以上含む食材は低糖質とならず、それらの食材を制限をする事でダイエットを促進する方法となります。

しかし、日頃我々が口にしている白米でも茶碗一膳に含まれる糖質の量は59gほどとなり非常に糖質の高い食品と位置付けられているます。低糖質ダイエットの場合は1日の糖質摂取量を50g程度に抑えなければ効果が出ないと言われているので白米を抑える事が一つのポイントとも言われています。

そして、ダイエットを始めると必ず誰もが直面するのが、ダイエットの停滞期です。順調に体重が落ちていたのに突然全く体重が落ちなくなる停滞期がやってきます。

これは人間の体のメカニズムの一つで体重の減少が進むとある一定のところからは食事からのエネルギー吸収率を高めると同時にエネルギー消費を低く抑え消費しないようにする働きが起きます。これはホメオスタシス機能といって人間が生き延びるために働く機能です。