昼食抜きダイエットの5つのメリットと5つのデメリット

ダイエット

昼食抜きダイエットとは?

ダイエットを志す人が最も実践しやすいのが食事制限です。昼食抜きダイエットとは、読んで字の如く昼食を取らないダイエットです。

一般的に人は朝昼晩の3食を取っています。朝食を抜いてしまうと血糖値が低いまま活動するため、思考力や活動が鈍くなってしまいます。一方で夕食を抜くと睡眠中の新陳代謝でエネルギーを生産する時に必要なビタミンB群が体内で枯渇し、逆に太りやすくなります。食事制限で抜くなら昼食が最適です。

昼食抜きダイエットのやり方

昼食抜きダイエットと言っても、開始早々昼食を抜くわけではありません。いきなり昼食を抜くと体がその状態に慣れないため、かなりストレスを感じるのですぐに挫折してしまいます。

昼食抜きダイエットをする場合は、1週間ごとに昼食で食べる回数を減らしていき、徐々に体を食事量の少ない状態にならしていきます。1週間目は3回、2週間目は4回、3週間目は5回と数を増やし、1か月目で全て昼食を抜くのが理想です。

昼食抜きダイエットの5つのメリット

昼食抜きダイエットの5つのメリットと5つのデメリット

昼食抜きダイエットには、他のダイエット法にはない多くのメリットがあります。昼食抜きダイエットを実践する前にそのメリットを知っておくと、よりダイエット効果が得られます。昼食抜きダイエットにどのようなメリットがあるのか、詳しくご説明していきます。

1:1日の摂取カロリーが減る

1日3食ある食事を減らすことで、1日の総摂取カロリーを大幅に減らすことができます。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」では、一般的な成人1日あたりの必要摂取カロリーが男性で2,300~2,650キロカロリー、女性で1650~2000キロカロリーです。昼食を抜くと、単純計算で1日の摂取カロリーの1/3も減らすことができます。

2:血糖値が下がりにくい

血糖値とは、体のエネルギーとなる糖が血液にどれだけあるかを示す数値です。人は食事をすると血糖値が上がり、エネルギーを消化して血糖値が基準以下になると空腹を覚えます。

実は昼食抜きダイエットは血糖値が下がりにくいため、食事制限による空腹感を軽減できます。昼食までに血糖値が基準値を下回らず、ダイエットの敵である空腹を覚えないようにするには、朝食でしっかりと必要なエネルギーを補給することが肝心です。

3:眠くなりにくい

昼食抜きダイエットの5つのメリットと5つのデメリット

昼食抜きダイエットを行うと、昼食後に悩まされる眠気に襲われにくくなります。特に仕事をしていると、この眠気で午後の調子が上がらず仕事が停滞してしまいます。

昼食後に眠くなるのは、食事で血糖値が上がることで、神経細胞で人を眠らない状態に保つ神経伝達物質の「オレキシン」の生産が低下するのが原因です。オレキシンが少なくなると、人は眠くなります。昼食を抜くと血糖値が上がらないため、眠くなりにくくなります。

4:カロリー計算がしやすくなる

昼食抜きダイエットはカロリー計算がしやすいメリットがあります。1日のうち、昼食で摂るカロリーは平均で800キロカロリーと言われています。脂肪を1kg燃焼するには7,200キロカロリーの消費が必要で、単純計算で昼食を9回抜くと1kg痩せられます。

また、仕事をしていると昼食は外食になりがちですが、最近はメニューにカロリー表記がある事も多く、昼食時に摂っていたカロリーを把握しやすいメリットもあります。

5:夕食は食べられるという安心感がある

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