ストレッチのおすすめメニュー31選・ストレッチの効果・注意点

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ストレッチの効果

ストレッチのおすすめメニュー31選・ストレッチの効果・注意点

準備運動としてストレッチを行うこともありますが、日常的なストレッチをすすめる人も少なくありません。ストレッチは、美容と何より健康にいいです。

とはいえ、何より大事な自分の体のこと、なぜストレッチがすすめられるのか、どうすれば効率的に鍛えられるのか、それを知らなければ意味がありません。正しいメニューを学ぶ前に、ストレッチにはどのような効果があるのかを見てみましょう。

効果1:血行改善

ストレッチのおすすめメニュー31選・ストレッチの効果・注意点

ストレッチによる血行改善効果は、マッサージの比ではないとされています。マッサージは基本的に寝たり座ったりした状態で行いますが、ストレッチは自分で体を動かす運動です。

止まった状態で血流をほぐしてもらうより、自ら体を動かした方がより血行の促進に効果的なのは、明らかです。 体を動かすことは自然なことなので、自分で動くストレッチの方が結構の促進には効果があります。

効果2:可動域が広くなる

ストレッチのおすすめメニュー31選・ストレッチの効果・注意点

ストレッチには、関節可動域を広げるというメリットがあります。

可動域を広げること自体のメリットは、しなやかな動きができること、そして老後でも若者のような動きができることです。 年を重ねると体も硬くなっていくものですが、ストレッチを続ければ、若い頃とあまり変わらない柔らかい体をキープできます。 体が動けばもっと運動したいとの気持ちもわきますし、健康長寿にも繋がるのでストレッチは大事です。

効果3:代謝が良くなる

ストレッチは、体の代謝を上げてくれます。代謝とは生きるための生物としての力です。運動、食事を消化吸収するため、単に生きるための三つの代謝から成ります。

ストレッチでなぜ代謝が上がるのかというと、筋肉が刺激されるからです。この刺激と体を休ませることの繰り返しが、副交感神経を働かせて体を活性化させます。老いても若者に負けない体力ができるでしょう。 続けないと意味がないので無理なくメニューを組んでください。

効果4:姿勢の改善

ストレッチは姿勢を良くする効果を持ちます。昨今では歩きスマホやPC、タブレットの姿勢でつい前のめりになるなど、何かと姿勢が悪くなりがちです。

まだ20代なのに何だか肩がこる、そんな人もいるでしょう。そこで、ストレッチの出番です。「そもそも、どうしてその部分が痛いのか。」それは自然な姿勢をとっていないからです。ストレッチをすれば不自然に歪んだ体も戻り、姿勢も改善されます。

効果5:インナーマッスルを鍛える

ストレッチのおすすめメニュー31選・ストレッチの効果・注意点

ストレッチと筋トレを混同する人もいますが、まるで別なのでご注意ください。筋トレは筋肉をつけるための運動ですが、ストレッチは筋肉を伸ばすのが目的です。

といって筋肉が鍛えられない、ということはありません。 ストレッチの場合、鍛えるのはインナーマッスルです。 インナーマッスルというのは体の奥深くの筋肉のことを示します。鍛えたところで一見すると筋肉質にはなりませんが、理想の体型や姿勢、健康は手に入るでしょう。

効果6:睡眠の質の向上

ストレッチのおすすめメニュー31選・ストレッチの効果・注意点

睡眠における重要素は、質の良い眠りです。質のいい睡眠とは、大脳がきちんと休むノンレム睡眠の時間が長いものを言います。 眠る前にストレッチをすれば、心も体もリラックスして翌日までストレスや疲れを持ち越すことがありません。

良質な睡眠をとった後は集中力も上がるので、仕事や試験の前はストレッチをして休むことをおすすめします。

効果7:怪我予防

最近では、運動前のストレッチはかえって危ないとの考えが広まっていますが、それは間違いです。 ちゃんと体をほぐした方が筋肉も柔軟に動きますし、怪我の危険も少なくなります。

運動の前にした方がいいストレッチとは、あまり反動をつけない通称静的ストレッチです。 ゆっくりとほぐし、ああ気持ちいいと感じる程度でやめましょう。伸ばしたら少し力を抜くのもおすすめです。準備運動は痛くなるまでやることはありません。

おすすめのストレッチメニュー31選

ストレッチのおすすめメニュー31選・ストレッチの効果・注意点

ある程度ストレッチのことが分かったところで、今度は各部位のストレッチメニューをご紹介します。無理なく、効果的にストレッチをこなすのが健康には重要です。

何事も正しい方法ですればあなたを裏切ることはありません。正しいストレッチメニューは、あなたに健康と美を授けてくれます。

メニュー1:首の斜め屈曲

首周りのストレッチは肩こりをほぐしてくれます。首周りのメニューは立って行うこともできますが、座った方が安定感があるでしょう。

まずは椅子に座り、片手を90度曲げ、腰の後ろにつけます。腰に付けるのは手の甲です。もう片方の手で後頭部を抑え、斜め前に首を傾けます。手の力で押す感じです。 無理やり押したりすると逆に痛めますので気を付けて下さい。 伸びたな、と実感できたらゆっくり戻します。7秒に一回が目安です。

メニュー2:首の横屈曲

部位により、ストレッチメニューが一つということはありません。首のストレッチには、横屈曲というメニューもあります。これはその名のとおり、横に首を倒すストレッチです。

片方の腕を90度曲げ、逆側(右腕なら左)の耳を覆います。そして首を腕の方に曲げるストレッチメニューです。つまり、頭を持ち上げる感覚で行います。 筋肉が伸びたと感じたら8秒キープして、ゆっくり戻してください。5回ほど繰り返すといいでしょう。

メニュー3:首の前屈屈曲

スマホがはびこりそれをいじることで生まれたのが、スマホ首なる症状です。 スマホ首を治すためのメニュー、前屈運動は、立っていてもできますが座って体を固定した方がより効果の期待ができます。

後頭部で手を組み、顎を鎖骨のど真ん中辺りにつけるイメージでゆっくりと押して下さい。注意点としては、首よりもお腹です。お腹の力を緩めることなくしっかりと力を入れましょう。痛くならない程度まで頭が下がったら5秒止めます。

メニュー4:肩回し

ずっと同じ姿勢でいると肩が凝ります。現代においてはデスクワークがあるので、肩が凝りやすい環境も少なくありません。首だけではなく、肩や腕をストレッチするメニューもあります。 その一つが肩回しです。

肩こりとは、肩の筋肉が同じ動作や姿勢により収縮、結果固まったものとされます。その筋肉をほぐすために行うメニューが肩回し、または腕回しです。肩を回すことで、血流がよくなります。腕を回すだけの簡単なメニューです。

メニュー5:肩関節のストレッチ

肩関節のストレッチも重要です。肩関節は肩甲骨、上腕骨、鎖骨、胸骨、胸郭の五つから成る肩関節は、腕を動かすにあたって極めて重要な部分です。故障しやすいので、きちんとストレッチをしましょう。四十肩などの予防になります。

肩関節のストレッチメニューは、俗にいう三角ストレッチが有名です。必要なだけ筋肉を伸ばすのが重要とされます。 背中を丸めず、伸ばす方の腕を上に引き上げれば、余計な筋肉まで延ばさずに済みます。

メニュー6:肩寄せ

このメニューでは、三角筋と上腕三頭筋が鍛えられます。片手で反対側の肩を掴むのが大まかな動作です。押されている腕は地面と平行になるようにしましょう。

上腕三頭筋の辺りを、平行さを保ちながら肩の方向に押します。ゆっくりと、痛くない程度に押しましょう。 ちなみに上腕三頭筋とは、腕の上部、裏側にある筋肉です。肘の曲げ伸ばしに使われます。ボディビルダー並みにマッチョになりたい方はここを鍛えるのがいいとされます。

メニュー7:両手の前後運動

両手の前後運動とは、スワイショウの異名を持つ気功術の一種です。気功術というと何だか大仰なイメージもわくでしょう。実際の動きは至極単純です。

このメニューは、立った状態で行います。両腕を大きく前後に振るので、それなりのスペースもを確保しましょう。足を肩幅くらいに開いて立ち、両腕をぶらぶらと前後に振るだけです。 腕を振るだけですが、意外と全身の血流が良くなりますのでダイエットにも効果的です。

メニュー8:肩の前後運動

このメニューは、肩甲骨を柔らげる効果を持ちます。一連の動作を10秒以上とゆっくり行うのがこのメニューのポイントです。10回ほどやるといいでしょう。

まず、両手を腰の後ろに持って行きます。背中を丸めず胸を張り、肩甲骨を意識してください。この状態をキープして肩と肘を前に出します。痛くならない程度に出したらまたゆっくりと後ろに引いてください。後ろに引いたら一旦2秒ほどキープし、元に戻します。

メニュー9:壁押し

壁押しは、腕の筋肉を鍛えるもっとも簡単なメニューです。

まず、壁に向かって立ちます。この時胸を張ってください。両の掌をそれぞれ壁に付け、手で壁を押すイメージで、ほんの少しでいいので力を入れて下さい。 筋肉に力がかかっていると感じたら力を弱め、また力を入れます。
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