トマトダイエットのやり方・おすすめのレシピと食べ方

ダイエット

トマトダイエットのやり方

トマトダイエットは数年前にメディアで頻繁に取り上げられていたダイエット法で、痩せるだけではなく美肌効果も高く、現在でも女性に人気のダイエット法の一つです。

トマトはスーパーなどでいつでも安価で入手することができる低カロリー食品ですが、トマトの持つ栄養素がダイエットに非常に効果的で、ダイエッターにとっては強い味方になってくれるスーパーフードです。トマトダイエットのやり方を詳しく紹介します。

トマトダイエット

「トマトダイエット」とは、読んで字の如く、「トマトを食べるダイエット法」です。トマトダイエットのやり方は、「朝トマトダイエット」「夜トマトダイエット」「毎食前ダイエット」など複数あります。

また、トマトの摂取方法は、サラダなどで「生」で摂取しても、パスタや煮込み料理などのように「加熱」してから摂取しても、ジュースで摂っても大丈夫なので、飽きずに続けられます。 どのタイミングでトマトを食べるか、また、どの調理法でトマトを食べるのが自分に一番合っているかを少しずつ見極めながら進めていくのがトマトダイエットの成功の秘訣です。

トマトのダイエット効果と栄養素

トマトは水分豊富で腹もちが良く、低カロリーの野菜ですが、トマトを食べるとダイエットに効くのは、単に「カロリーが低いから」というわけではありません。

トマトがもたらすダイエット効果については、京都大学大学院の研究グループなどにより科学的に証明されており、2012年2月10日付けの米科学誌「PLoS one」上で発表されています。トマトのダイエット効果や栄養素について解説しましょう。

トマトの栄養素:リコピン

トマトがダイエットに有効なのは「リコピン」の働きのおかげです。リコピンはトマトの赤い色素の元になっている成分で、強い抗酸化作用を持っていて、血液の流れを良くする働きがあり、代謝をアップさせて脂肪の燃焼を促す効果があります。

リコピンの抗酸化作用は、活性酸素を消去する力が非常に強く、さまざまな生活習慣病から体を守る働きをしていることが研究機関により発表されています。 リコピンを摂取すると、糖尿病・動脈硬化・ガンを予防する効果のほか、シミ・しわ・日焼けを予防する効果や、角質層状態を改善するなど、美肌効果があることがさまざまな実験・検証により明らかになっています。 トマトダイエットでは、この「リコピン」を、15mg以上摂取することを推奨しています。リコピン15mgは、大きめのトマトなら2個、ミニトマトなら17個、トマトジュースなら約1本、ホールトマトなら1缶弱が目安です。

トマトの栄養素:食物繊維

トマトには食物繊維も豊富に含まれているため、トマトを食べると腸内環境が整い、便秘解消やコレステロール値を下げる効果があります。便秘に悩むダイエッターは多いですが、トマトダイエットをすれば、この悩みとは無縁でしょう。

トマトの栄養素:クエン酸

クエン酸はトマトの酸味のもとになっている成分です。クエン酸は疲労回復に効果があり、ダイエットのために運動をしている人は意識して摂取しなければならない成分です。風邪などで体力を消耗している時や夏バテにも効果があります。

トマトの栄養素:カリウム

カリウムは人体に不可欠な電解質で、体内に溜まった余分な塩分や水分を排出する効果があります。食事で塩分を多く摂りがちな現代人にとって、カリウムを摂取することはとても重要です。

トマトを食べることで、むくみの解消や血圧の上昇抑制などの効果が期待できるので、ダイエットをしていない人も、積極的に食事に取り入れたい食材です。

夜トマトダイエット

夜トマトダイエットは、夕食時にトマトを食べるだけのダイエットです。夕食をトマトだけにして摂取カロリーを抑えるのではなく、他のおかずやご飯を食べてもダイエット効果があります。

トマトのダイエット効果は、夜の22時~午前2時の間に分泌される「成長ホルモン」と深い関わりがあります。成長ホルモンが分泌されると、基礎代謝が上がり、痩せやすい体になるといわれています。 夕食にトマトを食べると、トマトに含まれるビタミン・ミネラルなどが消化・吸収される時間が成長ホルモンが分泌される時間と重なるため、ビタミン・ミネラルが成長ホルモンの分泌を促進し、より痩せやすい体を作ることができるので、夜にトマトを食べるというタイミングはとても重要です。
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