バツイチの子持ち女性の特徴と心理・結婚の悩み

平成28年度の人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況を参考にお話しをしていくと、離婚して5年後に再婚をした女性は約30パーセントとかなり高い割合になっているのが分かります。もちろん全員が子どもがいる女性とは限りません。

しかし、男性が親権を取れる確率は10パーセント程度と言われていることから、再婚した中にバツイチ子持ち女性が一定数含まれているのは確かです。 また、近年では婚活の場でバツイチ子持ち女性がパーティーも多く開催されています。落ち着いた魅力のある年上女性を求める声は案外多く、参加する女性も年々増えているようです。子持ちでの再婚というハードルが昔よりも低くなっているのは確かではないでしょうか。

バツイチ子持ち女性の恋愛観は独身のころよりも格段に厳しくなっています。「見た目がタイプ」、「とにかく収入が良い」といった独身女性であれば興味のとっかかりになりそうな部分も、バツイチ子持ち女性にとってはさほど大きな加点にはならないのです。

ではどこが優先されるのかと言うと、やはり子どもとの相性と将来性です。将来性というのはお金持ちになるかどうかというものではありません。自分の子どもも含め、理想的な家庭を築いていけるのかといったところが大切になるのです。 そのため、独身同士の恋愛以上にバツイチ子持ち女性との恋愛は、「優しさ」や「仕事への取り組み方」、「人との接し方」といったポイントが重視されるでしょう。

独身同士のときの交際のように、いきなりデートに誘うのは難しいでしょう。バツイチ子持ち女性にとって家族が最優先なのです。食事の準備や子どもが小さければ学校へのお迎えなどありますから、制約のあるお付き合いになることは確実です。

二人で会うために第三者に預ける必要も生じるでしょう。デートの場に連れてきても問題がないと感じる男性も多いようですが、子どもにとって再婚というのはかなりデリケートな問題です。母親の女性としての部分を目撃してショックを受けたり、大切な人を取られるのではないかと嫉妬したりと関係がうまくいくとは限りません。 子どもと会い、信頼関係を築くまでにはなかなか会えないといった状況も覚悟しておきましょう。 しかし、それ以外はバツイチ子持ち女性であったとしても通常のお付き合いと変わりません。デートへでかけたり、ラインやメールでコミュニケーションを取ったりして愛を育んで行きましょう。