手ぬぐい洗顔の5つの効果・やり方・注意点・手ぬぐいの選び方

スキンケア

手ぬぐい洗顔の効果

「手ぬぐい」は、時代劇などを見ていると、江戸時代の庶民は腰からぶら下げて、汗をぬぐったり手を拭いたり、日常的に使っていました。

現代ではタオルにとって代わられてしまった感がありますが、昔から日本人が使い続けてきた「手ぬぐい」というものは、使いこむほど柔らかくなり、手にもなじんでいく丈夫な布です。 肌触りが良く、繊維も細かいので、角質を落としやすく、洗顔や身体を洗うのに最適です。

効果1:クレンジング不要

手ぬぐい洗顔では、クレンジングを使わずに化粧落としが可能です。一般的な固形石鹸と手ぬぐいを使って、きめ細かな泡を立て、手ぬぐいでやさしく顔を撫でるように洗うだけです。

アイメイクをしっかりしている人は、アイメイク部分だけ専用のクレンジングで落とし、顔全体の化粧落としは、手ぬぐい洗顔に切り替えることで、肌への負担をかなり減らすことができます。

効果2:角質ケアができる

手ぬぐいの繊維は、肌触りが良く、きめも細かいので、角質落としに向いています。いわゆる「垢すり」にも向いています。手ぬぐい洗顔だけでなく、ボディケアにも応用できます。

「垢すり」と聞くと、力を入れて角質を取るイメージを抱く人もいるでしょう。手ぬぐい洗顔に関して力は不要です。むしろ、やさしく、やさしく、肌をいとおしむつもりで洗っていきます。

効果3:保湿効果

手ぬぐい洗顔では、肌の油分を過剰に流してしまうこともなく、力を入れて肌の組織を傷つけることもないので、洗顔後も肌がツッパる感じはなく、むしろモチモチの感触になります。

手ぬぐい洗顔経験者の、洗顔後の感想として、「肌がつるつるになった」「モチモチになった」「トゥルントゥルンになった」など、様々な表現で肌の感触の良さが報告されています。

効果4:毛穴の黒ずみ改善

手ぬぐい洗顔では、手ぬぐいの細かな繊維が肌の細部にまでいきわたり、汚れを除去してくれます。使っているうちに、毛穴の黒ずみも徐々に改善していきます。

顔だけでなく、ひじやひざの黒ずみが気になっている人の、ボディケアとしてもおすすめです。

効果5:コスパが良い

手ぬぐいは数多の美容グッズに比べると、価格も安く、それでいて、端を縫って止めていないため乾くのが早く、雑菌がたまらないなど、機能的に優れています。

タオルが全盛になった現代でも消えてしまうことなく、使い続けられているのには、それだけの理由があるということです。 最先端の技術を結集した美容グッズと並べても、毛穴の汚れや余分な角質が落ち、ツルツルお肌になれる手ぬぐい洗顔は、ひけをとりません。
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