過労で倒れる原因(睡眠不足/ストレス)・過労で倒れるメカニズム
過労で倒れるメカニズム
突然ですが、皆さん。あなたは月にどのくらい働いていますか。労働基準法では、1日8時間、1週間40時間以内、週1日以上の休暇、4週で4日以上の休暇付与と言われています。
ですが、繁忙期などは守られていない企業も多いでしょう。ですが、繁忙期以外はどうでしょう。〇時間以上働いたら倒れるという明確な時間はありません。月400時間働いても元気な人もいれば、200時間で倒れる人もいます。ではなぜ倒れる人や過労死してしまう人がいらっしゃるのでしょうか。 一つは、過労により心臓や脳にダメージが出るからです。過労死された人のデータから、心筋梗塞や虚血性心疾患などの心臓病や脳梗塞やくも膜下出血などの脳に関する病気を発症したことで死に繋がったというケースが多く見られます。 そしてもう一つは長時間労働による精神的ストレスです。仕事というのは特にストレスがたまります。他人に気を遣わなければいけなかったり、ミスができないところで集中したりしなければなりません。適度に休んでストレスを解消できればいいですが、1日は24時間しかなく、長い時間働けば、単純にリラックスできる時間が減ってしまいます。 そうしてストレスが解消されずどんどんたまっていいき、倒れる人や精神的な異常が発症する人が出てきます。倒れるのはあなたが悪いわけではない
もし、この記事を読んでいる人の中に「人って過労で倒れるんだ」「自分は倒れる心配はない」「過労で倒れるのは弱い人」と思う方がいらっしゃるでしょう。ですが、人はみんな簡単に倒れる可能性がありますし、そう思うあなたもちょっと歯車が狂っただけで倒れる恐れがあります。
だからこそ、倒れるまで頑張ってしまった人はゆっくり療養してください。いま、辛くて倒れてしまいたい人はゆっくりリラックスできる時間を確保してください。周りに倒れる恐れがありそうな人がいらっしゃる場合は「休んだほうがいいよ」と言ってあげてください。 倒れる寸前の人は「自分がいなくなったらみんなが困る」と考える優しい方が多いです。だからこそ、そんな人が倒れることのない優しい社会をみんなで作っていきましょう。