鼻うがいのやり方のコツ・コップの使い方のコツ|口から出す
鼻づまりのとき鼻うがいをしてもいい?
そもそも鼻づまりのとき鼻うがいはできる?
鼻うがいは、洗浄液を吸い込んで行うものなので、鼻がつまっているとできないようなイメージがあります。つまっている時こそ、鼻うがいで解消したいところです。そんな場合にも鼻うがいをするコツがあります。
コツは点鼻薬を使うこと!
鼻づまりを一時的に解消するものとして、点鼻薬があります。点鼻薬を使用して鼻が通ったすきに鼻うがいをするのがコツです。
点鼻薬と鼻うがいは作用が似ているため、点鼻薬のみで十分ではないかと考えがちですが、鼻うがいも行うのがいいといえます。点鼻薬は、薬品で鼻づまりを解消するものであるため一時的な作用であり、あまり使用しすぎると効果が薄れる恐れもあります。 鼻うがいは、基本的に生理食塩水で行うため、依存などの心配は少なく、汚れや鼻水などを洗い流すことで原因を解消することにもつながります。鼻うがいのとき注意すべきこと!
1.やりすぎない
身体にいいから、すっきりするからといって、1日に何度も行うのは逆に身体に悪影響を及ぼします。鼻の中は、粘膜になっていてデリケートなため、何度も洗い過ぎると刺激になってしまうことがあります。1日1回程度にとどめるのがコツです。
2.強く鼻をかまない
鼻うがいをした後は、水分を鼻に通した後なので鼻をかみたくなります。ですが、ここで急に強く鼻をかんでしまうと、洗浄液が耳の方に流れ、耳に悪影響を及ぼす恐れがあります。鼻をかみたい時には少し時間を置き、優しく少しずつかむのがコツです。
3.つばを飲み込まない
洗浄液を鼻に入れた状態でつばを飲み込むと、耳管と呼ばれる部分に洗浄液が入り込む恐れがあり、耳に悪影響を及ぼします。洗浄液を注入している時は「エー」などと声を出すようにして、つばを飲み込まないように意識するのがコツです。
4.衛生状態に気をつける
体内に流し込むものですから、洗浄液や使用する容器の衛生状態に気を配るのも、快適な鼻うがいのコツです。使用する容器、コップ、洗面器は毎回きちんと洗って乾かし、衛生的に保つように心がけてください。
また、既成の洗浄液は使用期限に気をつけ、自分で洗浄液を作る場合は、水道水なら必ず沸騰させたものを使うこと、作りおきしたものを使わないこともコツです。前述のとおり、水道からそのまま出てくるシャワーのお湯で鼻うがいをしたり、湧水や雨水などを使用するのはやめましょう。コツをつかんだ鼻うがいですっきり!
難しいことのように思える鼻うがいですが、コツをつかんだり専用のグッズを使用すれば簡単に行うことができます。コツがわかるまでは、鼻から洗浄液を入れて鼻から出すだけで構いません。
はじめから無理に口から出そうとしたり、方法やコツを守らずにやると、思わぬトラブルを引き起こしてしまうこともあります。しっかりと方法やコツを読み、無理のない範囲でゆっくりと鼻うがいをしてみてください。 正しく行えば、風邪や花粉症、鼻炎、蓄膿症に至るまで、さまざまな鼻のトラブルを改善してくれるのが鼻うがいです。鼻水や鼻づまりに悩む方は挑戦してみてはいかがでしょうか。