多相性睡眠の特徴とやり方・デメリットと効果｜幼児/大人
ヘルスケア
人間も照明器具が開発されるまでは、多相性睡眠が主でしたが、科学技術の発達により今のような形になりました。しかし、今でも毎日昼寝などをする人はいますし、そうした人は多相性睡眠を行っていると言えるでしょう。
次は年齢別に、それぞれにとっての多相性睡眠を考えましょう。
幼児
赤ちゃんと過ごしたことがある人であれば、ご存知でしょうが、赤ちゃんは1日中ほとんどベッドの上にいます。彼らは寝たり、起きたりを繰り返し、短時間の睡眠を何度もとっています。つまりは多相性睡眠を行っています。
幼児、乳児ともに、主に多相性睡眠をを行っています。特に生まれたばかりの乳児は、総睡眠時間は長いですが、排泄や食事のためにこまめに目を覚まし、多相性睡眠を行っています。 その後、幼児になると総睡眠時間も減り、睡眠の回数も減ります。大人と同じように夜に寝て、あとは昼寝をするくらいでしょう。このため、幼児、乳児にとって多相性睡眠は当たり前のことです。子供が快適に眠れるように環境を整えてあげましょう。大人
もちろん大人でも多相性睡眠を行っている人はいます。そして人によってはそちらの方が合っている場合も当然あるでしょう。活動時間も増えることが多いですし、多相性睡眠はメリットのある人にとっては有効な睡眠の取り方と言えるでしょう。
例としてはヨットレースなど、活動時間をできるだけ増やしたいときに行う人が多いです。もちろん、特定の時期だけでなく、普段から多相性睡眠を行っている人もいます。ただし、人によって合う合わないはあります。無理はしないようにしましょう。高齢者
年をとると、睡眠の取り方は幼児期に戻ります。高齢者になると、早寝早起きをすることが多く、昼寝をとる場合が多いです。というのも、実は睡眠をとるにも体力は必要であり、年をとるとともに長時間睡眠をとるだけの力がなくなってきます。このため、短時間の睡眠を複数回に分けて取る人が多いということです。
多相性睡眠のやり方
多相性睡眠のやり方ですが、徐々に体を慣らしましょう。普段単相性睡眠を行っている人が多相性睡眠を行おうとしても、そう簡単にはいきません。普段と違う時間に眠るのは難しいことですし、体にも大きな負担がかかります。ですので多相性睡眠を行う場合は少しずつ睡眠時間を分散させていくのがいいでしょう。
また睡眠をとる時間をコロコロ変えるのもあまり良くないでしょう。多相性睡眠の場合であれ、夜に睡眠時間は確保した方が体に良く、複数回のうち1回は固定した時間に寝るのがベターです。