顔の歪みの矯正方法・おすすめのマッサージ・ストレッチ

顔の歪みは鏡をパッと見ただけでわかる場合もありますが、少しの歪みの場合はパッと見ただけでは気付きにくいことが多いでしょう。ここではいくつか顔の歪みを自分で調べる方法をご紹介します。参考にしてみてください。

割り箸を使って顔の歪みを調べることができます。鏡と割り箸が一膳あればできるので、ぜひ試してみてください。

やり方はとても簡単で、割り箸を口にくわえて噛み、そのまま鏡を真正面から見るだけです。 この時に割り箸の高さが違っていれば、顔の左右が歪んでいることになります。

まず定規を用意し、自分の顔の写真を真正面から撮ります。その後、額の真ん中から顎のとがった部分を線で結びます。続いて、眉尻から目尻、続いて笑った時に一番高くなる頬骨の位置、同じく左右の口角を結びます。それを左右とも行います。

先がまっすぐになればその部分は歪みがありませんが、先が斜めになる部分はそのパーツが歪んでいるということになります。 このやり方は、顔の縦・横両方の歪みを確認できるのでぜひチェックしてみてください。

顔の歪みは、普段の生活習慣が大きく関わっているとされています。ここでは普段の生活で気を付けるとよいとされていることをいくつかご紹介します。思い当たる癖がある方は、癖を意識して顔の歪みを作りにくくしましょう。

いつも同じ方の歯ばかりを使って食事をしていると、歯の擦り減り方に差が出ることでより同じ方の歯を使うようになり、口周りの筋肉に偏りができることで顔の歪みに繋がります。左右の歯を均等に使うように意識して食事を摂るようにしましょう。

また、虫歯があると痛まない方の歯を使うようになりがちです。虫歯や抜いたまま放置している歯があるなど、歯に関して気になる点がある方は一度歯医者で診てもらいましょう。

頬杖をつく癖がある、座った時に足を組む癖がある、荷物をいつも同じ方の方に掛ける、など普段何気なくしていることが、顔の歪みに大きく関わっています。特に、頬杖をつくことや足を組むことは顔の歪みだけでなく、身体の歪みにも関係していると言われています。

こうした癖に気付いた時にはすぐに止めるようにしましょう。

無表情のままスマホやパソコンの画面を見てばかりで、最近は顔の表情筋を使うことが減ってきていると言われています。顔の筋肉を使うことが減ると、顔の筋肉がコリ固まり顔の歪みに繋がります。

ここで紹介したマッサージや体操を日々の生活の中で取り入れたり、お笑い番組などを見て声を出して大笑いしたりと意識して顔の筋肉を動かすようにしましょう。

寝ている時に、身体を横向きにして寝ていると片方が常に下になる状態が続きます。片方に体重がかかることで顔の歪みに繋がります。また、うつぶせ寝もどちらかに首をひねった状態になるため顔の歪みが起こりやすいと言われています。

横向きで寝る方は毎日同じ方が下にならないように意識し、うつぶせ寝の方はなるべく横向きか仰向けで寝るように心がけるとよいでしょう。

普段から身体を動かす習慣がある人は、新陳代謝が活発で血行が良い方が多いです。血行が良いとコリも軽減し、身体のバランスがとれるため顔の歪み防止にも繋がります。しっかりと身体を動かすことではストレスも発散されるので、顔の歪みだけでなく心身ともに健康な状態になるのでおすすめです。

ここで紹介した顔の歪みにおすすめのマッサージや体操などを日々続けていても、なかなか効果が出ないと感じることもあるでしょう。そのような場合はどうしたらよいのかご紹介します。

整体は骨盤の位置を正常に戻し、身体の状態を整えてくれる場所です。骨盤の位置をまずは整えると自然と身体のバランスも左右対称になります。現在は整体と合わせて顔の矯正も行っているところが多くなっています。顔の歪みを整えてもらうことで、目元がすっきりしたり、顔のむくみが取れて顔の輪郭がすっきりしたりと見た目にはっきりわかる効果が得られます。

ただし、整体は保険適用外となるため実費で大体一回5000円程度かかるところが多いです。一度で効果を得られますが、続けて施術を受けることで矯正効果が持続するため定期的に通う必要があります。 施術する先生の腕次第の部分もあるため、整体に行く際は事前に腕の良い整体を調べておくとよいでしょう。動画で施術内容を公開しているところもあるので合わせて見ておくとよいでしょう。

顔の歪みは歯の噛み合わせが悪いことでも生じます。乱れた噛み合わせをそのまま放っておくとコリが生じて顔のバランスが歪んでしまうだけでなく、顎関節症にもなりやすくなります。普段歯ぎしりや噛み合わせが悪いと少しでも感じている方は一度矯正歯科に行かれると良いでしょう。

歯並びや噛み合わせを矯正する際には、マウスピースを用いた治療法や歯にワイヤーをかけて力を加えることで矯正するブラケット治療法があります。マウスピースは一般的にも販売されていますが、矯正歯科で自分の歯型に合ったマウスピースを作ってもらった方が良いでしょう。 ブラケット治療は、見た目にワイヤーが見えることが嫌だという方も多いですが、現在は目立ちにくい透明なワイヤーをしたり、セラミック製の白いものを使用したりと審美性の高いものも用意されています。 歯並びや噛み合わせなど歯が原因の場合、歯科矯正によって随分と顔の歪みは解消されます。

顔の歪みは場合によっては美容整形でも治すことができます。しかし、美容整形で治す方法は「小顔整形」という部類に入り、骨を削ることで顔の骨格を変えます。顎やエラ部分は歯並びなども影響してくるため、歯並びに異常がある場合は整形手術を受ける前に歯の歯列矯正などを進められることもあります。

整形手術を行う前には、事前にカウンセリングやレントゲンなどで現在の状態を確認した上でどのような状態にしたいかを入念に話し合います。料金は手術内容によって大きく変わりますが、最低でも150万程度はかかるでしょう。 整形手術で治す方法は金銭的な負担も大きく、また骨にメスを入れることによる恐怖感も伴います。どうしても顔の歪みを治したいという強い気持ちがある方は、無料カウンセリングを行っている美容整形外科を一度訪ねてみるのも良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。顔の歪みは放っておくとどんどん深刻になり、見た目だけでなく頭痛や肩こりなど身体のバランスも崩してしまいます。まずは自分の顔の歪みをチェックし、自宅でできることからチャレンジしてみましょう。

普段から顔の筋肉を使うことを意識したり、普段何気なく行っている癖を見直すことでも顔の歪みを防ぐことができます。顔の歪みを解消し、左右対称の美人フェイスを目指しましょう。