【季節別】水シャワーの効果・風邪ひくのか｜ダイエット

出典: 温かいシャワーを浴びる人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

水シャワーと聞くと、心臓に悪そうと思う人もいれば、健康につながることなんてないと信じる人もいますが、実は隠された効果があります。その効果を季節ごとにお伝えし、注意点などを含め、水シャワーについて説明します。

春はまだ気温が低くい日が多い時期です。なんとか自分の体温を下げないようにする方もおおくいるでしょう。また、体温は気づかないうちに下がっていき、身体が冷えていきます。冷えは血行不良を引きおこし、肌荒れやむくみなどの原因にもなります。

シャワーでは冷えた身体を温めることはできません。春の季節はぬるめのお風呂でゆっくり身体を温め、血行促進やリラックスすることおすすめします。

暑い季節の夏はシャワーやお風呂の最後に水シャワーを浴び、すっきりされるかたも多いでしょう。確かに汗や汚れを洗い流すだけならシャワーでも良いですが、入浴は単に汚れを落とすことだけが大切ではありません。

夏場は冷房の効いている部屋や冷たい食べ物を取りがちです。気づかないうちに身体が冷えています。冷えた身体を温めるには、やはり入浴が一番です。ゆっくり浸かり、一日の疲れを取ることも忘れないでください。

秋は気温差に注意しましょう。暑いと感じていた夏とは違い、あたたくなる季節です。水シャワーをあびる時間を短くしたり、浴びる部分を減らしたり、水シャワーの温度を必ず調節してください。

寒い日が多い時はぬるま湯にするなどの工夫が必要な時期です。

冬は寒い季節。こんな季節に水シャワーをあびるなんてあり得ないと考える方も多いでしょう。ですが実際に行っている方もいらっしゃいます。

冬場は、湯船でしっかりと身体を温めて、水シャワーを身体全体にかけるのは1分未満にしましょう。寒さを感じたら湯船に戻り温まることを忘れないでください。また、浴槽と脱衣所の温度差にも注意してください。

水シャワーダイエットは夏より冬の方が効果があると言われています。その理由は、冬だと低くなった体温をあげようとして、そのときにエネルギーを使うからです。身体は冷やされると体温を上げようとして「褐色脂肪細胞」という細胞を働かせます。この細胞は個人差はありますが、脂肪を燃焼してエネルギーに変えてくれる動きを持つ細胞です。

この論理を活用し、簡単に活性化させる方法としておすすめされているのが「水シャワーダイエット」です。 水シャワーはダイエット効果だけでなく、「冷え解消」「むくみ解消」「免疫力アップ」といった効果もあります。

最初から水シャワーにせず、ぬるめの温度に設定し、30秒から60秒ほどシャワーを浴びましょう。いきなり水に変えると身体に負担がかかるので、ぬるめのお湯で慣らし、最後に30秒ほど水を浴びるようにしましょう。

冷たい水が苦手な方は、下半身だけからでも水シャワーを初めてみましょう。

水シャワーは頭皮に効果があります。それは「皮脂」の分泌を抑制してくれる効果があります。皮脂の過剰分泌はハゲや薄毛に直結するので、水シャワーは頭皮やハゲ、薄毛予防にも効果があります。頭皮だけではなく身体の皮脂の分泌を抑えてくれるので、体臭を防ぐことにもつながります。

ただ、非常に効果がある水シャワーもやり方を間違えてしまっては、十分な効果は得られません。きちんとしたやり方でやれば効果がある健康法です。