筋トレ前におすすめの食事・タイミング|コンビニ/減量中
筋トレ前の食事のカロリーは性別や年齢、筋トレの内容・強度などによって異なりますが、筋トレをする人の場合、一般的に、炭水化物は1日6g×体重(kg)を目安に摂取することが推奨されています。
例えば、体重が60kgの人ならば炭水化物は1日360g(1,440キロカロリー分)必要となります。通常の食事で毎食お茶碗1杯分のご飯を食べると仮定するならば、筋トレ日は炭水化物が約680キロカロリーほど不足してしまうので、おにぎり・果物・ゼリー飲料などで補う必要があります。 筋肉を大きく成長させるには、炭水化物と脂肪の摂取量を増やす必要がありますが、筋トレ前に脂質を摂り過ぎると胃腸に負担がかかりトレーニングに影響するので、脂質の補給は筋トレ後にしましょう。筋トレ前の食事に炭水化物はとってもいいのか
筋トレの効果を引き出すには、炭水化物の摂取が不可欠です。糖質制限ダイエットが流行して以来、「炭水化物を摂ると太るから」と敬遠しがちですが、炭水化物を適切に摂れば筋トレの効果が出やすいので、積極的に摂るようにしましょう。
筋トレ前に炭水化物が必要な理由
炭水化物は、筋トレ時に体内でエネルギーとして使われます。運動強度が高くなればなるほど、体内で使われる炭水化物の比率は上がります。炭水化物と一緒に、筋肉を作る材料として欠かせないたんぱく質もバランスよく摂ることで、筋トレの効果がより高まります。
炭水化物が不足した状態では、代わりに体内のたんぱく質が分解されてエネルギーが作り出されます。本来、たんぱく質は筋肉を作るための材料として使われるので、筋肉が合成されにくくなってしまいます。 炭水化物は脳・神経系の唯一のエネルギー源でもあるため、不足すると集中力が無くなってしまいます。筋トレ前の食事では炭水化物を適切に摂って、筋トレの効果を最大限に引き出しましょう。筋トレ前の食事はたんぱく質をとるべきか
筋トレが終わった直後は筋繊維が傷ついている状態で、筋繊維を修復するためには、たんぱく質が必要不可欠です。筋トレの「後」にたんぱく質を補給するというのは今や常識になっていますが、筋トレ前の食事でたんぱく質は必要なのでしょうか。
筋トレ前のたんぱく質で疲労回復力UP
あまり知られていませんが、筋トレ前の食事でたんぱく質を摂取すると疲労回復効果があります。しかし、肉などの脂質の多い固形物でたんぱく質を摂るのは胃腸に負担がかかるので、筋トレ前もプロテインを摂取した方が良いでしょう。
フルーツジュース(炭水化物)とプロテインを一緒にシェイクして飲めば、筋トレ時にはしっかりエネルギーになります。筋トレ前は炭水化物とたんぱく質の補給が不可欠
筋トレ前の食事は、トレーニング中のエネルギー切れを防ぎ、筋肉の成長をトレーニングで促すためにとても大切です。ダイエットのために食事を控えて筋トレをする人もいますが、それでは低血糖で体が動かなくなってしまう危険性があるので、余程のことがない限り絶食は避け、適正量は必ず摂るようにしましょう。
炭水化物とたんぱく質は、筋トレ前の食事に必要不可欠です。おにぎりや菓子パン、プロテイン入り飲料などはコンビニでも手軽に入手できますので、仕事帰りにジムでトレーニングする場合などでも、しっかりと栄養補給して、筋トレの効果を上げましょう。