株で大損したときの体験談・復活した方法|借金/サラリーマン

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株で大損して復活した体験談

株で大損しても復活はできる、元プロ棋士の桐谷さんは優待投資で有名な方です。テレビ番組でママチャリで街中の株主優待の使えるお店を駆け巡る姿が放映されるなど、資産数億を持つ株長者さんです。

この桐谷さんの手法は株主優待を配当と配当を合わせての高利回りの優待株を所有し保有してじっくりと待つ手法です。買ったままでほったらかしているのではないです。購入した銘柄はウォッチしていて高騰したタイミングで利確して、きちんと売買利益も上げています。 高騰するまでは配当と優遇を貰って株価をウォッチしながらその時が来るのを待つ、のんびり優雅な手法のように見えます。

桐谷さんの体験

優雅にゆったりと株主優待で生活している印象の強い桐谷さんですが、株で結構な大損をしています。桐谷さんは損切を絶対したくないので、どんな株価が下がっても絶対損切をしていないです。どんどん株価が下がっているのに損切しなかった結果、その銘柄び会社が倒産して大損したことが度々あったそうです。

例えば桐谷さんは2005年9月に1290円で買ったメガネスーパーの株で10年近くの塩漬けに97%も下がって、44円まで下がってしまった時には「倒産しないといいのですが」とコメントをされています。その後メガネスーパーは上場廃止となります。 こんな事が度々あるのですが、もっと凄い大損も桐谷さんは経験されています。

マイナス5000万からの復活

桐谷さんはプロ棋士だった頃から株取引を始めました。バブル景気にのってどんどん資産が増えていき、一時期は株での資産が3億円にまでになったそうです。桐谷さんは信用取引でどんどん取引を行って、バブルが崩壊してもナンピンを繰り返してどんどん買い増しをしたそうです。

信用取引の担保には株を使ったので、無限のナンピン地獄に陥って、リーマンショックの打撃を受けていつの間にか3億円あった資産が株の信用取引での大失敗でマイナス5,000万円になりました。 信用取引でデイドレードをして、毎日損失が拡大している時は夜も眠れず不安な日々を地獄のような日々を過ごしてしたそうです。

復活のきっかけ

復活のきっかけは父親からの資金援助です。父親の老後の資金を借金返済に充てたそうです。それからは信用取引はしないで現物取引で、手堅く取引を行って今の優待と配当生活での成功を掴み、また資産数億にまで復活することができたということです。

空売り

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証券の保有者から証券を借りて市場で売り、証券の返却期日前に証券を買い戻すことを主に空売りと言います。 この場合は株の貸借の返済期日(制度信用:半年、無期限信用の場合無期限)までに証券の価格が値下がりすると証券を安値で買い戻し、高値で決済することができるの差額による利益が生ます。

空売りを活用すれば、株価が上昇局面の時だけでなく、値下がり局面の時でも利益を得られるということです。空売りするときは「逆日歩(品貸料)」という、株を借りるための利子を支払う必要がある場合もあります。逆日歩は銘柄ごとに個別に違っていて、「0.1」という逆日歩が設定されている銘柄なら、一日に一株当たり0.1円の利子がかかります。逆日歩が必要かどうかは、証券会社や銘柄によって違うので、各証券会社の口座内でご確認する必要があります。

大損したのは自分だけじゃないのを知ろう

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投資は必ず勝てるとは限らないし、色々な人の成功した体験談や破滅した人たちの体験談からたくさんのことを学ぶことができます。過度なリスクを取らないよう注意し、特に信用取引、先物取引、オプション取引(建売)には手を出さない、損失が投資額だけではなく、思わぬ借金を背負うことにもなりかねないです。

投資は余裕資金の範囲内で行い、初めは過度なリスクは取らずに株で稼ぎたい人はリスクをしっかりと認識して無理のない投資を心掛けるように、また地獄を見ないためには”早めの損切り”の決断が大切です。
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