ネット用語DQNの意味と由来・使い方は？
DQNとは？
DQN(ドキュン)という言葉の意味とは、インターネット用語で一般的な感覚とひどくかけ離れている、いわゆる世間知らずな個人、あるいは、それらで構成された集団のことを指す蔑称です。他人の迷惑を顧みず自分勝手に振る舞う人や、見ているこちらが恥ずかしくなるような、いわゆる「痛い」行いをする人たちを表しています。
由来は、「目撃！ドキュン」というテレビ番組だとされています。このテレビ番組に登場していた人物たちが迷惑な人や恥ずかしい人、痛い行動の人が多かったため、こういった人たちを指す言葉として「DQN」が定着したと言われています。由来や意味を詳しく知らない若い人には、「DQN(ディーキューエヌ)」と呼ばれることもあります。 「DQN」はドキュン、ネットの掲示板の一部でドキュソ、由来を知らない人たちによるディーキューエヌなど呼び方は色々ありますが、書く時は「DQN」となります。意味も変わりません。ネーム
人目を引くような奇抜な名前は、DQNネームと呼ばれます。普通には読まない当て字でつけられたいわゆるキラキラネームのことになります。キラキラネームと聞くとポジティブな印象がありますが、実際には子供は小さな頃から名前でからかわれたり、名前を書くのが大変だったり、面接時に不利になったりと良いことがほとんどないと言われています。
そのため、キラキラネームを子供につけた親は子供の将来を考えていない親として「馬鹿親」などと言われることもありますが、「DQN」や「DQN親」などとも呼ばれます。ネットでは、子供に一生苦労する名前をつけた愚かな親だという見方が強いためです。 戸籍法第107条「氏名の変更」には「正当な事由によって名を変更しようとする者は、家庭裁判所の許可を得て、その旨を届けださなければならない」と定められています。名前の変更はこのように大変なものなので、キラキラネームへの批判は強いです。返し
「DQN返し」と呼ばれる行動があります。迷惑をかけてきた相手が「DQN」で、そんな相手の「DQN」な行動に対して、こちらも「DQN」な対応で返り討ちに合わせるという意味になります。自分の行動が少々行き過ぎなのではという意味も込めて「DQN返ししました」と自己申告する人もいます。
そのためか、少しやりすぎなのではと非難されるケースもあります。しかし、相手の「DQN」度が高かった場合は、多少の「DQN」返しでは別にそのくらい当然といった反応にもなります。 相手が「DQN」なため、こちらがまともな方法で対処しても聞く耳を持ってもらえず、効果もなく、やむをえずこちらも「DQN」的行動にでて反撃すること、そんな行動が「DQN返し」という意味になっているので、そのような対処を称賛する人たちも存在します。