走行距離が多い車を売る時の目安の金額とは？
20万キロを超えて走行してきた車両を売る場合、どれくらいの値が付くのか疑問を感じることでしょう。確かに20万キロ以上走行した後で売るのですから、老朽が激しい場合もあるでしょう。そもそも買取ってくれるのかという疑問が生じます。では、売値の目安・金額をご紹介いたしましょう。
買取査定を依頼するとどれくらいの値が付くの？
買取査定に出す場合の目安をご紹介いたします。ただ査定に出す場合はモデルや年式にも影響します。そのため具体的な金額の提示はできませんが、極端な場合は「0円」というケースもあります。つまり、無料で引き取ってもらうというケースが存在します。
やはり、大事に乗られていて外装にも大きな傷などがなく、エンジンの調子も良ければ20万キロ以上走行していても数万円～数十万円の査定が付くでしょう。下取りに出すといくらぐらいで売れるの？
下取りでの場合は、20万キロを走っているとどのような結果となるでしょうか。買取査定とは異なり、ショップにて新たな車を購入するのですから、この場合「0円」ということは少ないでしょう。
つまり、最低でも数千円～の値で下取りをしてくれるでしょう。ですが、あまりにも酷い状態であれば、「0円」というケースもあります。やはり、売る際に少しでも値が付くようにするためには日頃のメンテナンスが大切ということが言えます。20万キロ走った車の部品交換代はどれくらい必要なの？
エンジンが付いた乗り物は、定期的な部品交換をしなければ維持できません。2年に1度の車検と併せて、日頃のメンテナンスを行っていれば20万キロ以上走っていても、致命的なダメージを受けているケースは少ないです。
ペダル類やタイヤなどのゴム製の部品はとても劣化が早いですので、交換サイクルも早いです。ペダルは、1,000円～3,000円ほどで購入できます。物によって異なりますが、タイヤは1本4,000円から高い物ですと20,000円ほど必要です。また、ディーラーに依頼すると工賃が別途10,000円強ほど必要です。エンジンの部品交換は値が張る！
エンジンは酸素を取り込んで燃焼室内で爆発を繰り返すことで駆動力を得ていますので、20万キロ以上走ったエンジンは各部が摩耗しています。これは経年で起こる必然的な症状です。
そのため、燃焼室内のバルブという吸排気を手伝う部品や、ピストンというエンジンシリンダーの中を上下する部品があります。これらの部品は約5万キロほど走るだけでも摩耗します。ですので、20万キロ以上走行しているとなると一層摩耗しているでしょう。 部品自体は10,000円以内の物が多いですが、ディーラーに交換を依頼すると工賃が発生します。これらの作業をするにはエンジンを開ける必要がありますし、他にもシール関係をついでに交換するケースが多いです。