どうして運転が下手な人がいるのか
車を運転するには免許証が必要です。その免許を取得するために教習所で技能検定を受けて、「最低限」必要な運転技能を習得する必要があります。逆に言えば、「最低限」必要な運転技能を習得すれば、あとは学科試験を通過すれば免許が取得できます。
あくまで「最低限」の運転技能があれば免許を取得できるため、実際に運転するドライバーの運転スキルには個人差が出てきます。中には免許はあっても運転が下手、という方もいるでしょう。せっかく運転免許を取得したなら、運転が下手で苦手と敬遠するよりも、運転への苦手意識を克服して損はないでしょう。男女別にみる自動車の運転が下手な人の特徴
運転が下手な人や上手い人にはいくつか特徴がありますが、実は技術的な面、運動能力的な面よりも性格的な面が大きく影響しています。つまり、気の持ち方次第で運転スキルは向上する可能性があります。
今回は「人の振り見て我が振り直せ」というスタンスで、運転が下手な人の特徴を男女別に紹介しますので、自身の運転スキルの向上の参考にしてみてください。運転が下手な男性の特徴
とにかく短気
男性によく見られる傾向として、短気な性格があります。短気は損気とよく言いますが、運転において短気は危険でしかありません。車を運転しているときは相手の顔が見えない、こちらの感情が相手に伝わらないので特にキレやすい状態です。相手には聞こえないのをいいことに車の中で暴言を吐いたことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、そういう心理状態は運転に必要な冷静さを完全に失っています。その結果、適切な状況判断ができず、危険な運転につながります。運転するのに状況判断ができない人は間違いなく運転下手です。 例えば急いでいるのか、後ろから前を走行する車を煽る運転をする人は、煽ったところで前を走行する車が突然消えてくれるわけがないことすら気付いていません。道を譲るスペースがあるかどうか、わかっている上で煽っているドライバーは間違いなく一人もいないでしょう。わかっていると言う人は、わかっていると思い込んでいるだけです。自意識過剰
「運転、上手ですか」と聞かれて上手いと自信をもって答えられる方はどれくらいいるでしょうか。特に男性によく見られますが、自分の運転スキルに対して過信している人は、概ね運転下手です。もちろん、本当に上手い人も一部いますが、決定的に違いが出る部分があります。
何をもってして運転が上手いと言えるのかにおいて、スピードに関する部分で上手いと真っ先に言う人はほぼ間違いなく運転スキルを過信しています。本当に上手い人は、同乗者が不快に思わない運転ができる人で、スピードが速いことの優先順位はかなり下になります。運転が下手な女性の特徴
気持ちに余裕を持っていない
車の運転には心理的な余裕が必須です。運転が下手な女性に多いのが、気持ちに余裕がない人です。車のスピードが怖い、という面もありますが、特に多いのは運転に対して勝手にハードルを上げて余裕がなくなっているというパターンです。
例えば駐車場に車を停める場面で、一発で真ん中に綺麗に停めないといけないと勝手に思い込んでしまう人が、運転が下手な女性には割と多く見られます。 一発で真ん中に無事停めることができれば問題はないですが、うまくいかなかった場合、急にパニックになり何度やっても上手くいかなくなることがあります。その一番の理由が気持ちの余裕のなさで、停められなかったことで動揺して、立て直しが利かなくなります。 別に一発で真ん中に停める必要はなく、多少ずれたら切り返せばいい、くらいの気持ちで運転すれば問題ありません。ファッション最優先
一般に男性に比べて、女性はおしゃれな人が多いです。ファッションコーディネートのパターンも男性に比べて多いのですが、ファッションを優先する女性は、運転が下手になる傾向があります。
車の運転は手だけでなく足を使います。ヒールの高い靴はペダル操作をするのに不向きで、操作ミスを誘発することがあります。操作しにくいまま運転しているので、どうしても下手な運転になります。せめて運転用の靴を車に載せておくといいでしょう。