物損の場合
「ちょっと擦っただけだから大丈夫だろう」「カメラがついていないからばれないだろう」という考えはあまいです。物損で当て逃げをしていまうといろいろなバツが課せられます。例えば免停になってしまったり、一年以下の懲役になってしまうといった罰になってしまいます。
しかし、警察にも連絡しないでいたり、だれにも報告していないということで罪を重くしてしまっているのでこのような罪が課せられます。当て逃げをしてしまっても相手に対して修理金を払えばそれで済みます。 物損で当て逃げをした場合の検挙率はとても低いです。これは、物損には人員を十分に回せないといった原因が挙げられます。しかし、防犯カメラでばれるので、逃げきれるということはあまりないです。人身の場合
人身で当て逃げをした場合の検挙率は、死亡事故と重傷事故、軽傷事故を合わせると半分くらいの割合で検挙されます。死亡事故に限っては検挙率が90%を超えるので逃げ切ることは不可能です。
軽傷事故の場合は、ひき逃げをしなければ罰金だけで済む可能性が高いですが、悪質であるほど罰金が高くなったり、懲役させられてしまいます。殺人罪になると死刑や無期懲役になるので当て逃げをした場合は逃げないで自首するようにしましょう。当て逃げをした場合の対処法
もし当て逃げをして加害者になってしまった場合の対処法についての紹介をします。車をぶつけてしまった場合には、被害者に対してすぐに謝罪をしないといけません。そのまま逃げてしまうと罪が重くなってしまうからです。これが人身による当て逃げならばなおさらです。
すぐに謝罪をして示談を進めます。万が一示談が成り立てば、壊した車の部分だけの修理費で済むこともありますし、優しい人だと修理費を払わないで謝罪だけで済むということもあります。 すぐに謝罪しないと相手から誠意がないと感じられ事態がより悪化してしまいます。また、修理費よりも高額な費用を青洲されたら警察を呼ぶことをお進めします。警察に間に入ってもらうことで修理費だけで済むということもあります。都道府県別当て逃げの検挙率とは?
一年間の当て逃げ件数は20000件以上になります。全国でも当て逃げの件数が多いのは埼玉県や愛知県、大阪府、和歌山県が上位を占めています。このことから都市部やその近郊が当て逃げが多いという傾向にあります。
都道府県別検挙率では、どの県でも人身による検挙率が高いです。なぜなら、物損による当て逃げの場合は、物損に回す人員がいないということが挙げられます。また、重症の事故や死亡事故の場合は検挙率が高い傾向にあります。