ルーレット族に多い車種って何?
環状線と湾岸線での車種の違い
環状線ではコーナリングの性能重視
環状線では、道幅が狭く、アップダウンもあり、コーナーが比較的多いため、コーナリング性能に優れたマツダのRX-7やホンダのシビック、S2000、CRーXなどが多かったそうです。
特にシビックが人気があり、ワンダーシビック(3代目)モデル。グランドシビック(4代目)モデルが好んで乗られていたらしいです。また、トヨタのスターレックやカローラレビンなどの小~中排気量のスポーツモデルに人気が集中していました。湾岸線ではパワーとスピード重視
一方湾岸線では、直線が長くパワーが必要となるため、スープラやGT-R、さらにはコルベットなどのアメリカ車やポルシェやフェラーリなどのスーパーカーまで、大排気量の車が多く走っていたそうです。
湾岸線ではスピードが出しやすいため、ルーレット族よりも爆走続と呼ばれるスピードに主を置いたドライバーたちが多くいたそうです。ルーレット族の今、これから
首都高速でのレースまがいの法定速度を大幅に超えたハイスピードでの走行やパーキングエリアでの集団での停車で一般車が利用できなくするなど迷惑行為で問題になっていたルーレット族ですが、近年はその姿を見かけることも少なくなってきました。
取り締まりの強化や若者の車離れ、人気中古車が旧型のため経年劣化やエコカー補助金などの影響で数が少ないこと、またガソリン価格の高騰などが要因になったのでしょう。週末には複数台のルーレット族の集団がパーキングエリアに集まり、騒音なども問題になっています。近隣住民や一般車のドライバーさんにとっては危険な存在であります。 最盛期ほどではなくても現在もいることは間違いなく、全滅にはなかなか至りません。危険極まりない迷惑な行為であることをいつの日かそれぞれが自覚し、違法行為をやめるように導く方法はないのか、これから考えていかなければならないテーマのひとつでしょう。