ルーレット族の走行の特徴・過去に起きた事故・取り締まりの仕方

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首都高を周回しているルーレット族ですが、法定速度をはるかに超えた速度で走ったり、特定のパーキングエリアに集団で集まり、停車して一般車のパーキング利用を妨げたりの迷惑行為が目立つようになってきて、警察も取り締まりを強化するに至りました。ここではどんな方法で取り締まっているのかを紹介します。

約13年前、当時の環状族のリーダー兼違法改造ショップの社長が道路運送車両法違反(不正改造等の禁止)容疑で逮捕されています。 運転の腕の良さから、同じ環状族のメンバーを客に違法な車の改造を行なっていました。

その男が改造を施した車があまりにもスピードを追求した改造であったために、カーブを曲がりきれなく、高速道路の側壁に衝突し、同乗者が死亡するという事件も起きるほどに、関係していた環状族の事故が多かったといいます。 出典: http://car-moby.jp/142223 |

ルーレット族の逮捕

全盛期に比べると現在は取り締まりの強化やチームの解散などで見かけることも少なくなったらしいです。危険走行だけではなく、パーキングエリアに集団で停車するため、一般車のパーキング利用にも問題が生じてきたため、警察が本気で取り締まりに乗り出した結果でもあります。

それでもスピード違反ではなかなか捕まえられないため、マフラーやエアロなどの整備不良で取り締まり、車両を押収するというやり方をしています。 取り締まりは土曜日深夜や年末年始の一部パーキングエリアを利用制限(一部閉鎖など)したり、ビデオカメラを用いて監視や取り締まりを強化したため、警察発表で、近年では首都高のルーレット族は全盛期(バブル期~平成初期)の約10分の1に減少したそうです。

ルーレット族って首都高のどこを走ってるの?

ルーレット族の走行の特徴・過去に起きた事故・取り締まりの仕方

一般的にルーレット族の走行ルートとして有名なのは、首都都心高速環状道路を周回するルートです。このルートを1周、または周回し、法定速度をはるかに超えて暴走こういをしているらしいです。そんなルーレット族がよく走行している首都高のルートを紹介します。芝浦、辰巳、箱崎パーキングエリアに集合してそこを起点にして周回走行を行います。

*注*芝浦パーキングエリアは最近ではルーレット族のたまり場になっているため、週末の深夜は閉鎖されることもあります。

首都高のルート

環状線は首都高の中心で、1周15キロで深夜で15分~20分ほどかかります。が、ルーレット族はここを4分~6分で走り抜けます。時に最高速度200km/h超えでの走行もあるそうです。

首都高の中で最もカーブが多く、他路線からの合流も多く危険な場所でもあります。トンネルも多く、壁がせまってくるためスピード感があり、改造マフラーの音が響き渡り、臨場感がかなえり得られるらしいです。中央環状線は環状線になっていない環状線です。工事が完成しても完全な環状線にはならないそうです。急なカーブがなく、スピードが出せるがパトカーが多いルートです。 湾岸線はほぼ直線で、道幅が広くてルーレット族よりも爆走族と呼ばれる人たちが200km/h以上で飛ばしているルートです。首都高は他にもルートがありますが、今回は特にルーレット族に関する記事ですので以上ルーレット族が主に利用するルートだけ紹介しました。
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