バイタルサインの測定の目的と根拠|新生児/高齢者/小児

仕事ノウハウ

麻酔や手術を行った後の48時間までは、術後の出血や精神状態の変化、倦怠感によってバイタルサインに変化が出てくる可能性があります。手術後の症状の変化を見たり、感染などのリスクが無いかを確認するためにバイタルサインの測定が行われます。

術後出血が起こると、低血圧になり、出血が進むことで意識消失のリスクが伴います。手術後の不安やストレスから不穏になり、高血圧や頻脈を呈する場合もあります。 また、術後5日間は、手術部位の痛みや嘔吐などの症状の出現と共に、血圧や脈拍が上昇することもあります。創部感染が起こっている場合には、38度以上の高熱が出現する場合があります。 全身麻酔時に気管挿管を行った場合には、無気肺が出現することがありますので、SpO2や呼吸状態を確認し、状態に応じて呼吸ケアを実施しましょう。術後は注意深くバイタルサインの経過を観察する必要があります。

リハビリ

手術をした後にリハビリを行うケースは多いです。リハビリの前後でバイタルを測定する目的をご紹介します。

リハビリの前後でバイタルサインを測定する目的として、リハビリしても良い状態かどうかを確認するためです。いつもと比べて体調が変化していないかを確認し、未然に事故を防ぎます。バイタルサインに異常が見られた場合には、医師にリハビリを継続しても良いか確認を行ってからリハビリを施行するか否かを決定します。 高血圧であれば、運動による脳出血などのリスクがあげられます。また、低血圧であれば、起立性低血圧の可能性があり、転倒リスクがあるために注意が必要です。

バイタルサインを測定するときには声かけを行おう

バイタルサインは患者さんの身体の状態を客観的に把握するために、頻繁に行われる看護ケアになります。記録に残さなければならないからバイタルを測定するのではなく、それぞれのバイタルサインは、どのような目的で測定しているのかを意識して測定しましょう。

また、バイタルサインは精神的な興奮などによっても変化します。バイタルサインを正確に測定するためにも、患者さんに不安感や恐怖感を抱かせないように優しく声かけを行うように心掛けましょう。

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