ロイの看護理論のわかりやすい要約・解説|刺激/健康/看護観

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シスター・カリタ・ロイとは?

ロイの看護理論のわかりやすい要約・解説|刺激/健康/看護観

シスター・カリタ・ロイ(S.C.Roy)とはアメリカの代表的な看護理論家です。1939年にカルフォルニア州のロサンゼルスで生まれました。

ロイは看護師として働いていたことから人間の回復する力と心身の変化に対応する適応力のすごさに気づきました。そして適応力を促進させることが看護師としての役目であると考えました。

ロイの看護理論を要約・解説してみよう!

では早速、ロイの看護理論を要約・解説していきます。

まず、看護に対する知識や考え方を体系化し理論的にしたものを看護理論と言います。簡単に説明すると看護実践の基礎となるものだと言えます。看護理論の代表的なものとしてはナイチンゲールの「看護覚え書」やオレムの「セルフケア不足論」そしてロイの「ロイの看護理論」があります。

ロイの看護観とは?

最初にも説明したようにロイは適応力を促進させることが看護の役割であると考えていました。また、ロイは対象者(患者)が環境に適応し生命を維持していくことで種族を保持するとともに成長しながら人間として成熟できるように4つの適応様式を促進することを看護観の1つであると唱えています。

そして、看護者は対象の適応状態を見極めながら援助していくことが必要であると考えました。
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