クラッシャー上司の特徴と対策・できる復讐や萎縮への対処法

昨今、ビジネスの場や職場では、パワハラやセクハラという単語が飛び交うようになりました。それだけでなく、過剰な残業やブラック企業というようなワードがメディアで取り上げられるようになってからは、職場もそのような言葉には敏感になりました。

しかし、だからと言って労働問題が解決した訳では全くありません。今も過酷な労働環境が叫ばれるのは絶えず、多くの人が犠牲になっているのが現実です。そのうちの一つが「クラッシャー上司」の存在です。「クラッシャー上司」とは、労働問題にまつわる用語の1つのことを指しますが、今回はクラッシャー上司に焦点を当てて、労働環境問題について紹介します。

クラッシャー上司の特徴

さて、そもそも「クラッシャー上司」とは、どのような上司のことを指すのでしょうか。クラッシャー上司とは、労働問題にまつわる用語の1つに当たります。

いわゆる、気分の浮き沈みが激しく、部下のミスを執拗に責め、または暴言を吐いたり理不尽なことを言い放ち、次々に部下を鬱と休職や退職に追い込むなど、その言動や行動で部下を次々と潰してしまうどんでもない上司のことを言います。サラリーマンの方でしたら、今回のお題である「クラッシャー上司」と言われる方にすでに出会っているでしょう。もしくは、これを機にあなた自身が知らず知らずの内に「クラッシャー上司」になっている、と言うことに気づくことでしょう。

クラッシャー上司の対策

部下を潰す「クラッシャー上司」の一つの問題としては、なんと9割のクラッシャー上司が自覚がないと言われています。そんなクラッシャー上司への対策としては大きく分けると、やはり相手が自覚していないと言われる以上「避ける」「一歩引く」「聞き流す」など、自分で状況をコントロールする対処法があげられます。

加えて「愚痴や相談を聞いてもらえる人を作る」など、味方をつくる対処法も効果的です。そして一番大事なのは、「萎縮しない」「言いなりにならない」「負けない」と言うことです。自尊心や自分の立場をしっかり守る対処法をとった上で「転職や休職」「配置転換」などの実際の行動に移ると効果的です。自分の職場にクラッシャー上司がいないのが一番良いですが、聞くところによるとどのビジネスの場にもクラッシャー上司はいます。我慢が一番よくありませんから、できる限りの対策を打ち、快適な職場ライフを作りましょう。

クラッシャー上司にできる復讐・仕返し

さぁみなさん、クラッシャー上司へ仕返しをしてやりましょう。と言っても仕返しはなかなか現実的ではありませんし、自身の立場が悪くなってしまいがちです。ですが、仕返しまで行かないにしても、感情や心情が楽になる方法を知っておくのも非常に良いです。一番効果的な方法として「クラッシャー上司と対立する上司の仕事上のライバル」を味方につけるということです。

つまり彼の弱点を使うということです。大事なポイントはクラッシャー上司から受けた理不尽の具体的な証拠を集めると言うことです。いつどこで何をされたかを常に証拠として持っておきましょう。そして、クラッシャー上司の単なる愚痴や悪口をするのではなく「業務の改善案」という形で周りに話して外堀から埋めていくと、さらに頭のいいやり方と言えます。クラッシャー上司を直接的に貶めるのではなく、あくまで会社のため、業務の改善のための提案を話を聞いてくれる別の上司に持っていった、という形を取りましょう。