休職します
休職の理由は色々ありますが、病気や怪我などが原因で休む病気休職が多いです。その中でも多いのが心の病であり、女性の方が患者数は多いと言われていますので、必然的に男性よりも女性の休職が目立ちます。
休職も籍は置いた状態で周囲の人は通常業務をこなさなければいけないので、しわ寄せは日々少しずつ蓄積されていきます。 長いと2~3年休職する場合もあり、病気休職の場合は現場復帰しても間もなく再び休職するパターンも多く、先が見えないので余計に周囲の苛立ちをあおる事になりかねません。退職します
退職に女性社会進出は関係ないと思われる人も多いですが、実際には女性の社会進出の流れで退職によるしわ寄せに対応している人多いでしょう。産休や育休の制度が整っていても、結婚や出産を機に退職を選ぶ人は今もなお多いからです。
退職者の3割は「退職日希望日の1ヵ月前に申告する」と答えています。1ヵ月という期間は並外れて短いとは言えませんが、1人いなくなることでのしわ寄せは、現場では確実に発生します。女性の社会進出の問題点は何か
単純に人口の半分を女性が占めているので、男性だけが優遇されて女性は働けないという状況では労働力は不足します。そんな状況はどの企業も避けたいでしょう。しかし、そう簡単に新しい仕組みは定着しません。しわ寄せが発生しやすい状況はいくつかあります。
実力主義があやふやになっている
社会が発展していくには、実力主義でなければなりません。女性の社会進出を謳うのであれば女性も男性も同じように評価され、結果で判断されるべきです。しかし、実際のところは女性の社会進出を意識したことで逆に実力主義ではなくなっている現場が散見されます。
つまり「女性」であることが有利になってしまう傾向にあります。特に国家公務員や取締役などの高給職においては「女性を3割まで増やそう」という目標意識が強く、実力ではなく女性であることが優先される場合があります。 同じビジネススキルを持つ男女がいた場合、女性が優先されるという事態が起こっています。目的が仕事で結果を残すことではなく、女性の働き手を増やすという目的に傾倒しているケースもあると言えるでしょう。 実力のない人間が、身の丈以上のフィールドに入るということは、周囲にいる実力者へのしわ寄せが発生する原因になります。女性は弱者という刷り込み
女性を優遇させてしまうのは、何も女性の働き手を増やそうという目的意識だけではありません。どこかに女性は弱者であるから社会がフォローしなければならない風潮がいまだに垣間見えます。
そのため、どこかにしわ寄せがあっとしても社会で守る、という流れを否定しきれない状況です。 しかし、女性は弱者ではありません。体力が弱いという点をあげる人もいますが、男性にも弱い人はいますし、女性にも強い人はいます。そもそも体力で働ける場が限られるなら、働いてる人は全員スポーツマンなのか、という話になります。