都合のいい女とは?意味、特徴、診断、都合のいい女をやめる方法
見守る・叱るやさしさと、スルーする・突き放す厳しさ
都合のいい女は、親友と呼べる存在の前では比較的自分勝手でオープンです。日ごろ溜まったうっぷんを親友に話すことで解消したいです。また、聞いてもらって共感や励ましをもらうのと同じくらい、叱られることを望んでいる場合もあります。
「彼に尽くしすぎ。我慢しすぎ」と親友に軽く怒った口調で言われることによって「そんなにまで言ってもらえるなんて嬉しいです。そんなに言われるまで自分が頑張れていたことがうれしい」と感じます。 もしも、あなたの大切な友達が都合のいい女ならば、優しく見守る・叱るだけではいけません。それでは、あなたが友達にとって都合のいい女になってしまいます。時には、あからさまに適当に相槌を打つのも良いですし、ウザいと感じたら突き放しても良いです。都合のいい女に関する歌
主に浮気や不倫をにおわせる曲ですが、都合のいい女の気持ちがうたわれた曲はたくさんあります。悲しいけれど、それでも好き。好きだけどこのままでいいとは思えない。好きだけど、一緒にはいられない。都合のいい女の歌にはそんな歌詞が多いです。
多くの歌があり、多くの女性が共感を示すということは、それだけ誰しもが「都合のいい女」になってしまうということなのでしょう。都合のいい女に関するドラマ
「都合のいい女がメインになっているドラマ」というのはなかなかないのですが、登場キャラクターとしては結構います。ちなみに「都合のいい女」というそのまんまなタイトルのドラマもありましたが、この記事ていう都合のいい女とは意味合いが違いました。
以下に、人物について簡単に記載しますが、ネタバレを含む内容ですのでご了承ください。「失恋ショコラティエ」加藤えれな
水原希子さんが演じました。スタイルのいい美人モデルで、自由奔放な性格から誰にでも好かれるけれど、いわゆる男受けは全くと言っていいほどしないけれども、プロフェッショナルな自分に誇りを持つ、しっかりした女性です。
都合のいい女とは程遠い感じもするのですが、恋愛に対しては不器用で、片思いの人に対してはネガティブになりがちで行動できないタイプです。その一方で、11年間片思い継続中の主人公・小動爽太と「片思い仲間」として体の関係を持ってしまいます。 えれなの片思いは実らず爽太の相手はそもそも人妻なため、同志としてよい関係を築いていた爽太とえれなは付き合う雰囲気になりますが、最終的には爽太はえれなのもとへは現れず、えれなは作中二度目の手痛い失恋を味わうことになります。 どんなにいい女でも、自分を本命と思わない男とセックスしたら、都合のいい女に落ちうるということでしょうか。「東京タラレバ娘」山川香
榮倉奈々さんが演じました。美人で、表参道にネイルサロンを構えているが、意外と小心者で、恋愛に関しては何もしなくてもいつか理想通りにならないかなと、都合のいいことを考えています。バンドマンの元カレ・鮫島涼と再会し、涼には彼女がいるとわかっていながらセカンドとして関係を持ってしまいます。
上記の加藤えれなと違うのは、涼・香双方に「香は都合のいい女」という自覚があることです。お互いわかっているから、涼は香に彼女にバレないようピアスや髪の毛に注意を払うよう押しつけ、香はそんな扱いを受けてもちょっとした涼の優しい言葉に浮かれてしまいます。「いつか彼女と別れて、私をセカンドからファーストにしてくれるのではないか」 この都合のよすぎる発想こそが、都合のいい女が都合のいい女たるゆえんです。都合のいい女にならない・都合のいい女をやめる方法
自問自答は辛辣で容赦なさすぎるくらいがちょうどいい
都合のいい女は性格によるものが大きいからやめられないのかというと、そうではありません。荒療治になることもしばしばですが、止められます。自分は都合のいい女かもしれないと思ったら、自分の本心に問いかけることです。
「彼は本当にイイ男なのか」 「彼は自分に何をしてくれたか。それって付き合ってる男女なら普通のことではないか」 「彼との付き合いであるあるなデート・会話・食事の中身などなど、大勢の友達や家族に話せるか。話したら祝福してくれるか」 「その人と一生一緒にいる自分は幸せなのか。自分が病気やけがで倒れて何もできなくなったとき、身の回りのことを任せられるのか。任されてくれると思うのか」 NOが出たり、答えに詰まって悩んでしまうなら、その彼とはおそらく別れた方が良いでしょう。諦めと開き直りは恋愛の盾
そもそも、人間は大なり小なり面倒くさくて好き嫌いのある生き物です。男女が一緒にいれば、将来を考えるという重い話題もつきものです。それらから逃げて「人の好き嫌いのない、面倒くさくも重くもない女」になろうとする方がそもそも無理があります。
いい子でいたいという気持ちを諦め開き直ることは、恋愛するうえで盾となるでしょう。なぜなら、都合のいい女を積極的に欲しがる男や、そもそものありのままの自分を好きになれない男を寄せ付けずに済むからです。面倒くさいところを受け入れ、重い話もできる、将来につながるよいパートナーのみが自分の懐まで入ってこられるわけです。簡単に体の関係を持たない・持った男とは継続しない
ドラマだけではなく現実の世界にも「出来心で体の関係を持ったことがきっかけで都合のいい女になってしまった」という話は多く存在しています。まず前提として、簡単に体の関係を持とうとしてくる男に、自分を大切にしてくれるイイ男は存在しないと思った方が良いでしょう。
どんなにあなたに惹かれていたとしても、惹かれたからこそ欲を抑えるべきですし、それができない男なんて大したことはありません。 それでも、酒の力や人恋しさなどでうっかりということはあるでしょう。そんな時は、2度目を起こさない努力を徹底してください。女性の方が、セックスを重ねるごとに相手を好きになってしまう傾向にあります。男性はさほどでもありませんから、2度目以降を防げば都合のいいセフレにされることもありません。暇と孤独は万物の敵
都合のいい女になっている人は、そもそも自分の時間や心を持て余している可能性もあります。だからこそ、自分を大して大事にしてくれない男にその余った時間や心を費やしてしまうのです。
彼とは関係の無い予定を作ってください。女友達と遊ぶ予定でも良し、家族と過ごす予定でも良し、仕事でも良しです。人と関わりがあってキャンセルしづらい予定が良いでしょう。 もしくは、時間も手間もお金もかかる趣味をもつのもよいでしょう。ろくでもない男にかまけている余裕はなくなります。特に、お金がかかればその分稼がなければならず、仕事にも一生懸命になりますから、一石二鳥となる可能性もあります。都合のいい自分からの解放
恋愛=幸せというまやかしを捨てればいい恋愛はやってくる
好きな人がいればそれだけで幸せ、なんてほとんどの人からすれば綺麗事の嘘っぱちです。恋愛は基本的に小難しく、つらく、苦しいものです。だからこそ、相手に合わせるために無理をしたり、自分を誤魔化したりしてはなりません。
「これだけ尽くしていれば、いつか彼は自分を愛してくれる」「態度や行動には表さないけど、昔も今も彼は自分をたまらなく好き」そんな、もはや誰にとって都合がいいのかわからなくなるようなことを思ってはなりません。 今、態度にも行動にも表わせられない程度の気持ちしか向けてくれない男に振り回されている程度の女が、殊勝な愛を向けてもらおうなんて思い上がりもいいところです。思い上がりと未練を捨てて、いい恋愛をしましょう。都合の悪い女であれ!
「自信をもって」という人がいますが、おそらく言われた本人にはあまりピンとこないのではないでしょうか。なぜなら、そもそも自信とは持とうと思って持てるモノではないからです。
自信はなくても良いです。ただ、自信がないことを、相手に合わせなければならない・自分を偽らなければならない理由にはしないでください。相手にも自分にも正直に向き合えば、自ずと自分の身の丈に合う生き方ができます。 不特定多数から見ていい子、いい人でいることを大事にしていると、いつか自分の本心がわからなくなってしまいます。自分はどうしたいのか、自分は何が好きで何が嫌いなのか、はっきりとわかっている事の方が、生きていくうえで重要です。 例え誰かにとって都合の悪い女でも、自分が何者かがはっきりしている方が、ずっと楽しく魅力的な自分でいられるでしょう。