うがい薬の種類と選び方
「うがい」とは、水などで口や喉(のど)を「漱(すす)ぐ)」ことですが、うがいのやり方には2種類あります。1つは口腔中を「ブクブク」するうがいと、もう1つは喉の奥を「ガラガラ」するうがいです。
ちなみに、単に水を含んで行ううがいは手間いらずでおすすめですが、医学的には風邪の予防として行う場合は「緑茶」を使う方がより一層効果が高いとされています。もちろん緑茶うがいは、「ぬるめの緑茶」がおすすめです。 なお、風邪の予防法として「うがい薬」を使うことに関しては、うがい薬を混ぜることによって寧ろ「効果が無くなる」という研究報告なされています。その理由は、うがい薬の成分(ヨード剤など)が口や喉の常在菌を死滅させたり、粘膜などの正常な細胞を損傷することによると考えられています。うがい薬の種類
うがい薬には、大きく分けると「殺菌・消毒」を目的とするものと「鎮痛・消炎」を目的とする薬剤があります。
殺菌・消毒系のうがい薬
風邪を引いたときに使う「うがい薬」の成分は、ポビドンヨード・塩化ベンゼトニウム・グルコン酸クロルヘキシジンなどが一般的です。これらのうがい薬の効能は、通常「風邪の予防」「口内炎の治療」などが表示されています。
これらのうがい薬の代表的な成分であるポビドンヨードは、強力な殺菌力を持つハロゲン元素の1つである「ヨウ素」を含んだ化合物です。このヨード剤は、細菌のタンパク質合成を阻害する働きがあり、それによって殺菌効果を発揮します。 ヨード剤は、昔から殺菌・消毒剤として汎用されていましたが、アルコール溶液(ヨードチンキ剤であったため、皮膚に塗布した際の刺激が強く使い難い欠点がありました。 その欠点を補ったのがポビドンヨード(イソジンガーグルなど)であり、現在ではうがい薬だけでなく外科手術時の消毒剤として幅広く使われていて、皮膚に接触後30~60秒経過後に殺菌効果が最大化します。鎮痛・消炎系のうがい薬
うがい薬として「鎮痛・消炎」効果を持つ代表的な薬剤は、グリチルリチン酸ジカリウム。アズレンスルホン酸ナトリウム・塩化リゾチームなどです。これらの薬剤は、細菌の付着した喉や口腔内の粘膜が損傷を受けた場合、その炎症部位に対して抗炎症効果を発揮すると謳われています。
ちなみに、アズレンスルホン酸ナトリウムの成分である「アズレン」は、ナフタレンの構造異性体の1つであり、特異な臭いを有した青紫色~濃青色を呈した昇華性を持つ結晶です。 しかし、アズレンはそのままでは水に全く溶けないため、「スルホン酸塩」とすることによってうがい薬に利用していますが、うがい薬以外にも「胃薬」や「目薬」あるいは「化粧品」として幅広く使われています。うがい薬の選び方
殺菌消毒系のうがい薬の代表的なものに「ポビドンヨード」がありますが、成分中に「イソジン」や「ジキニン」が含まれており、殺菌・消毒以外にも「口臭」の除去におすすめです。ただ、原液のまま使用すると濃度が高すぎるので水で20~30倍くらいに薄めて使用しますが、薄めすぎると効果が減衰するので注意が必要です。
同じく、殺菌消毒系のうがい薬であるセチルピリジウム塩化物は、細菌だけでなく真菌(カビなど)にも強い殺菌効果があります。また、グルコン酸クロルヘキシジンも殺菌・消毒の効能があり、歯周病菌の大対処におすすめです。 一方、鎮痛・消炎系の代表であるアズレンスルホン酸ナトリウムは、喉や口腔内の洗浄以外にも「潤い」を持たせる効果があり、独特な甘みがあるためヨード臭が嫌いな方にはおすすめです。また、甘草根に多く含まれるグリチルリチンは、優れた抗炎症作用があるため歯肉炎や口内炎におすすめです。うがい薬のおすすめ人気ランキングTOP3
第3位:浅田飴AZうがい薬 100ml
このうがい薬は、抗炎症作用に優れた「水溶性アズレン」を配合しているので、ウイルスなどによる口腔内や喉の腫れや痛みにおすすめです。
1回に10数滴を100mlのぬるま湯に薄め数回うがいを行い、これを1日当たり3回程度繰り返します。本剤1個でたっぷり250回分も使用可能なのでお得感があり、また使用後のスッキリした清涼感がおすすめです。第2位:キレイキレイ うがい薬 フルーツミント ピーチ味 200ml
口コミうがい薬というと強いミントの味が主流でミント意外のフレーバーになると子供用のうがい薬しかなく、かと言って甘過ぎるのも気持ち悪いしで、こちらの商品を購入しました。辛味が少なくアップルの甘さとミントのサッパリが本当に丁度良いです。子供から大人までこれなら使用出来ると思いました。うがいが苦じゃなくなります。ただこの商品最近ドラッグストアでも見なくなっていて、いずれ無くなってしまうのかな??良かったのでもお1つのフレーバーも購入予定です。
このうがい薬は、菌の侵入を防ぐ成分のセチルピリジニウム塩化物水和物と抗炎症成分のグリチルリチン酸2カリウムが配合されています。喉の奥まで確実に殺菌・消毒し、喉のバリア機能を果たす腺毛運動しっかりガードするのでおすすめです。
フルーツミントピーチ味で苦みが少なく、小さい子供にもおすすめです。使い方は、ワンプッシュタイプでとても簡単な上に、うがい液が透明なので洗面台を汚すことがないところがおすすめです。第1位:キレイキレイ うがい薬 フルーツミント アップル味 200ml
口コミ子供にも使えるような、キツすぎずさっぱりしたうがい薬で、かつ殺菌作用もあるということでこちらのシリーズを愛用しています。 朝は口臭予防に、夕方は帰って風邪予防に使っています。 ピーチ味もありますが、個人的にこちらのアップル味の方が好きな味で、見た目も清涼感があって気に入っています。
このうがい薬は、喉の奥までしっかり殺菌・消毒し、喉のバリアとなる腺毛運動を守りながらうがいができるところがおすすめです。
透明なうがい液なので洗面台を汚すことなく、苦みが少ないフルーツミントアップル味なので小さな子供にもおすすめで、使い方も簡単なワンプッシュタイプなのでさらにおすすめです。特徴・用途別おすすめのうがい薬
歯周病におすすめのうがい薬
口コミ刺激が少なく使い易いです。 一方で自分には味が甘過ぎ、後味が残ります。 使用後口を漱がないで下さい、との事だったので、ちょっと後味を引きずります。 でも、効果は期待通りだったので4つ星で。
このうがい薬(洗口液)は、歯周病・歯肉炎・口臭を予防し、口腔内を漱ぐだけですっきりした清涼感を与えるのでおすすめです。
また、洗浄後に歯ブラシでブラッシングすると、歯を白くし虫歯を予防をすること以外に、歯垢の除去や歯石の沈着にも予防効果を発揮するところがおすすめです。