湯冷ましの作り方・いつからか・保存容器|ミルク/お茶

ベビー・子育て
湯冷ましを与え過ぎると、ミルクや母乳を飲まなくなる可能性もあるので、ミルクや母乳をしっかり飲んでいる赤ちゃんには湯冷ましは必要ありません。

ミルク作りに湯冷ましを利用します

湯冷ましの作り方・いつからか・保存容器|ミルク/お茶

赤ちゃんのミルクは40度ぐらいに冷ます必要があります。赤ちゃんがミルクを欲しがって泣いている時に、お湯が冷めるのをまってはいられません。そんな時に湯冷ましがあると、すぐにミルクを準備してあげることができます。熱いお湯でミルクを溶かして湯冷ましを足せば簡単にできます。

ミルクの作り方

ミルクの作り方は説明書きをよく見て確認します。用意するものは粉ミルク、哺乳瓶、調乳用のお湯、湯冷ましを準備します。

・自分の手や作る台を清潔にします。 生後間もない赤ちゃんは抵抗力が弱いので、手や台の雑菌を取り除き清潔にします。

・消毒済みの哺乳瓶を用意します。 消毒した哺乳瓶を使います。ミルクを作る哺乳瓶はその都度消毒します。

・70~80度のお湯を用意します。 粉ミルクは70度以下のお湯では溶けにくく、80度以上だとミルクの栄養分が壊れてしまう可能性があるので、70度のお湯を使います。

・湯冷ましで人肌まで温度調節をします。

外出先での湯冷ましは?

赤ちゃんを連れて外出するときには湯冷ましを持参します。ミルクの場合は外出の時こそ湯冷ましが活躍します。

・小さめの魔法瓶にお湯を入れて持参します。 ・粉ミルク ・湯冷まし ・消毒済みの哺乳瓶

外出先でのミルクの作り方は、哺乳瓶に粉ミルクとお湯を入れて溶かし、湯冷ましで温度を下げれば簡単に作れます。

お茶を入れる時の湯冷ましとは?

お茶を入れるお湯の温度はお茶の種類によって変わります。ほうじ茶は90度、深蒸し茶は70~75度、浅蒸し茶は70度、玉露は55度ぐらいを目安に入れます。お茶を入れる場合、沸騰したてのお湯ではお茶の味を損ないます。上で述べましたがお茶によって適温があるので、お湯の温度を適温に下げるために「湯冷まし」を使います。

お茶を入れる時の湯冷ましとは、お湯の温度を調節することを指します。急須にお湯を入れる前に、湯呑や「湯冷まし」という茶器にお湯を入れてお湯を冷まします。湯呑や「湯冷まし」で冷ましたお湯を茶葉を入れた急須に入れます。お茶を入れる場合、この沸騰したお湯を冷ます茶器を「湯冷まし」といいます。 この「湯冷まし」がない場合は、大きめのマグカップやお茶を入れる茶碗で代用することもできます。お湯を移すことで10度ぐらい温度が下がります。

美味しいお茶の入れ方

湯冷ましの作り方・いつからか・保存容器|ミルク/お茶

お茶は適切な入れ方をしないと美味しく飲めません。お茶の種類によって入れ方が変わります。種類別にお茶の入れ方を見てみましょう。

煎茶

沸騰したお湯を「湯冷まし」または湯呑み茶わんに入れてお湯の温度を70~80度に下げます。急須に茶葉を入れて冷ましたお湯を入て蓋をします。45秒から1分待ち湯呑茶碗に注げば美味しい煎茶ができます。

玉露

玉露は沸騰したお湯を「湯冷まし」に入れて40~55度ぐらいに冷まします。急須に茶葉と冷ましたお湯を入れて1~2分待ち湯呑茶碗に注ぎます。

最後の一滴まで絞り出すように注ぎます、急須にお湯が残っていると二煎目以降のお茶の味が損なわれます。

白湯とは?

湯冷ましの作り方・いつからか・保存容器|ミルク/お茶

白湯とはお水を沸かして50~60度ぐらいに冷ましたお湯です。白湯は体を温めるのでダイエットや美容、健康に効果があるといわれています。

白湯はインドに伝わるアーユルヴェーダという伝統医学などでも体にいいと考えられています。体を温めて血液の循環を良くしてカロリーの燃焼に役立ちます。

白湯の正しい飲み方

白湯の効果を得るためには、白湯の作り方や飲むタイミングが重要です。白湯はお水を沸かすのですがヤカンを使って沸かします。白湯は火を使って沸かすことが基本です。アーユルヴェーダでは、火を使って沸かすことで火のエネルギーが入るといわれています。

お湯が沸いたらヤカンの蓋をとります、そうすることで蒸気とともにカルキや不純物が出て味がまろやかになります。電気ポットや電子レンジで温めたものは火のエネルギーが入っていないので効果が薄いといわれています。 基本的に白湯の飲み方に決まりはありませんが、温度は50~60度で飲み過ぎはよくありません。一日800ccぐらいが適量といわれています。白湯はゆっくり時間をかけて飲むようにします。少しづつゆっくり飲むことで、体をゆっくり温めてくれます。

白湯のリスク

体にいいと言われている白湯ですがリスクもあります。白湯の飲み過ぎによるリスクは内臓への負担です。白湯は体を温めることで内臓が活発になります。内臓が活発になると利尿作用が活発になり、トイレの回数が増える場合があります。

白湯を飲み過ぎる事で尿を作り出している腎臓に負担がかかる恐れがあります。さらに水分量が増えてむくみの原因になります。これらのリスクの高まることも理解したうえで、体にいい適切な量を守って飲むことが必要です。
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