哺乳瓶はいつまで消毒・殺菌する?
哺乳瓶は、赤ちゃんにとって非常に重要なアイテムです。また、赤ちゃんの口に入るものとなりますので、衛生面が非常に気になります。哺乳瓶は特殊な構造をしているので、綺麗に手洗いしたつもりでも、意外な所に汚れが残っています。長期使用による傷に雑菌が入り込んでしまうケースもあります。
消毒や殺菌をしないままいつまでも放っておくと、ウイルスや殺菌が繁殖してしまいます。ウイルスや雑菌に弱い赤ちゃんのためにも、衛生管理はしっかりしておきましょう。しかし、いつまでも消毒や殺菌を行うのは大変です。それでは哺乳瓶はいつまで消毒・殺菌するのでしょうか。 哺乳瓶をいつまで消毒しなければならないという明確な決まりはありません。目安としては、生後3ヶ月〜4ヶ月まで消毒が必要です。その頃になれば、哺乳瓶だけでなくおもちゃ等何でも口に入れ始めます。哺乳瓶だけ消毒しても仕方ない場合もありますので、最低でも生後3ヶ月〜4ヶ月まで消毒や殺菌をすれば良いでしょう。 離乳食が始まる生後半年頃には抵抗力がついてくるので、洗浄だけでも構いません。1歳を区切りに消毒や殺菌を辞めると決めている家庭もあります。ミルトン
ミルトンは、哺乳瓶やガーゼ、包帯、皮膚等を消毒することができる医薬品です。ミルトンの消毒方法はまず哺乳瓶をよく洗います。ミルトンを約80倍に薄めた液に1時間以上哺乳瓶を浸します。その後、哺乳瓶を取り出して溶液を振り切って使用します。
ミルトンによる消毒はいつまで続ければよいのでしょうか。ミルトンの公式では、1歳くらいまでの使用を推奨しています。3ヶ月を過ぎた頃から赤ちゃんは免疫を作り出せますが、未だ大人に比べれば不十分なので、不安な方は1歳までミルトンを使用して消毒を行いましょう。哺乳瓶はいつまで使う?
哺乳瓶を消毒する期間は生後3ヶ月~1歳ですが、哺乳瓶はいつまで使用すれば良いのでしょうか。赤ちゃんが哺乳瓶で飲みたがるからといって、いつまでも哺乳瓶によるミルクの摂取を続けても良いのでしょうか。新生児、2ヶ月、1歳と時期を区切ってご紹介します。
新生児
粉ミルクでの育児をされているママであれば、新生児の頃は哺乳瓶が必須となります。完全母乳の場合でも、急に母乳が出なくなったり、乳首のトラブルが発生する場合もありますので、1つは哺乳瓶を持っておくと安心です。未だ新生児であればミルクを飲める量もそこまで多くはないので、120ml~160mlのサイズの哺乳瓶を購入すれば良いでしょう。
哺乳瓶はいつまでに購入しておけば良いでしょうか。産院によっては、調乳指導の時に哺乳瓶をプレゼントしてくれる所もあります。赤ちゃんによって飲めるミルクの量の差異もありますし、ママの母乳の出具合によってもサイズが異なってくる場合があります。哺乳瓶の購入は入院中に行うと無駄がなく、赤ちゃんに合った哺乳瓶を選ぶこともできますのでお勧めです。2か月
生後2ヶ月頃から飲めるミルクの量が少しずつ増えてきます。新生児の頃は、完全母乳で可能であった場合でも、生後2ヶ月になると哺乳瓶でミルクを足してあげる必要性も出てきます。
哺乳瓶の乳首の形も、新生児の頃はSSサイズであったのが、2ヵ月であればS~Mサイズに変化します。穴の大きさも差異があり、早くミルクを飲み終えてしまう赤ちゃんであれば大きい穴、ミルクを飲むのに時間のかかる赤ちゃんであれば小さな穴の方が飲みやすくなります。赤ちゃんの好みによっては、哺乳瓶や乳首を買い換える、或いは買い足すのも良いでしょう。